橋本従兄弟会プレゼンツ「いとこと、いいこと、かさやんと」@祇園倫敦亭。
ちょっと時間経ってしまいましたが、
先週木曜は、ワシの従兄弟のやってる祇園のバーで、
カサスリムさんのライブ、やらしてもらいました。
フライヤーは、沖縄の平井さんが、むっちゃええのん、作ってくれました。
せっかくなので、今回は「おにぎり印」ではなく、
「橋本従兄弟会プレゼンツ」ってことで。
いやあ、カサやんならではのええ会になりました。
ワシも親戚と、こういう音楽のとこで繋がるんは、
初めてやったんで、なんだか、ドキドキしながら当日迎えました。
ちょっと長くなるかもですが、ワシの記録を兼ねて、
その日の様子を順を追ってご報告します。
当日、リハは夕方からだったので、
午前中、映画でも行こうか、思ってたんですが、
なんだかソワソワして落ち着かず、
家で用事しながら過ごします。
毎回、主催イベントは、いろいろドキドキするんですが、
今回のは、またちょっと違う種類のソワソワ感です。
リハの2時間くらい前に京都に入ります。
今回は、なんだか中抜けしたくなかったので、
蛸薬師のホテルを取ってました。
まずはチェックイン。
最近できたホテルって、いろいろと進化してるなあ、
と感心しつつ、
会場に向かいます。
京都は、もう日差しが夏!
ソワソワがウキウキに変わります。
従兄弟の店、倫敦亭は大和大路白川筋の大和橋から、歩いて1分。
めちゃくちゃええ場所にあります。
着くと、従兄弟の英二くん(昔からの呼び方で英くんと呼びますね)が、準備中。
倫敦亭は、仕事仲間のさとちんが勤めてたことがあって、
さとちんと英くんも先輩後輩の仲という関係だったり、
去年亡くなったがちゃぴんがすごく気に入ってくれたりのお店なので、
そんな話をしつつ、カサやんの到着を待ちます。
カサやん、到着。
アンプなど、機材は全部自分で持ってきてくれて、
ええ感じで準備&リハ。
そのうちにカサやんの相方みたいなともやんも到着し、
リハ完了。
オープン時刻まで少し時間があったので、
カサやんオススメ、すぐ近くの居酒屋「かっぱ」にともやんと3人で参ります。
なんちゅうええお店や!!
やはりワシの考えた定説「コの字型カウンターの店に間違いなし」は、
間違いなし、ですわ。
まず、突き出しがフグの唐揚げ!
激ウマ!
店の方が「今日の先着10名くらいだけですわ」とおっしゃる。
そうそう、ワシらが着いた時、まだ開店10分くらい前やったんですが、
かさやんが、「あきまへんか?」ゆーてくれて、
ワシら口開け客やったんですわ。
何食うても美味いし、ワシらの味方のような390円メニューもあります!
たぶん390円メニューだけでも満腹やし、
飲み物は450円均一。
これが、白川のたもと、日本中の粋人が憧れる、
めっちゃ祇園らしい町の、しかも角地にあるんですわ。
知らんかった60年を悔いるような、ええお店、教えてもらいました。
それまで、顔は合わせたことあるけど、
あまり喋ったことのないともやんとも、
いろいろ喋れて、ええ時間でした。
しかし、ワシは今回、一応主催者。
お客様をお迎えせねば、とオープン時間に倫敦亭に戻ります。
(少し遅れたけど)
途中、白川が夕なずむええ感じの表情、見せてました。
この景色挟んで、倫敦亭とかっぱは、歩いて2分とかかりません。
ああ、ほんまにええ場所やなあ。
ワシが着くと、お客さん、一人いらっしゃってました。
すんません!
続々とお客さんが集まり、ほぼ満席に。
中には、英くんの奥さんもいらっしゃいます。
昔、カサやんが祇園の音楽イベントで、倫敦亭でやった時、
お店の前にいた奥さんを「聴いていきや!」とナンパしたことがあるらしい、
という話は、ここだけの話にしといてください。
ライブは、むっちゃしっとり始まりました。
店の大人さに合わせてるのか?
カサやん、そんなんできるんや。
なんかいつもとちょっと違う感じで、おもろいです。
ちなみに上の写真のカウンターの中にいるのが、
従兄弟の英くんです。
カサやんのファンや、親戚や、お店の常連さんや、
ワシも知ってる人や、少人数やけど、いろんな人がおって、
頭こんがらがります(笑)
ラブラブスパークの一志さんや、パイレーツカヌーの岩ちゃんもおります。
ふと横を見ると、カバンが勝手に動いてました。
隣の丸い扇風機が回ってて擦れてただけなんすが、
気がつくまで、めっちゃ怖かったです。
しかも、カサやんの演奏に合わせてるみたいっす。
まあ、カバンかて、音楽聴きたい夜もあるわな。
カサやんの声って、なんでこんな落ち着くんやろか。
かすれながら伸びる声の、
その尻尾の辺りの揺れるのが、たまらなく気持ちええです。
ひでまろさんの歌、初めて聴くかも。
こないだ久しぶりにライブ出たそうやけど、
元気してはるんやろうか。
いきなり観客巻き込みア・カペラ音頭始まります(笑)
トモやん加わって、カサやん、リラックス度も増した感じやし、
音楽的にも、ギアアップしたみたい。
ええ相棒です。
観客も巻き込んで,めっちゃ盛り上がります。
知らない客同士のコミュニケーションもあって、なんか嬉しいな。
カサやんを知ってる人も、初めての人も、和んでる。
誰も肩に力入ってない感じ。
なんかカサやんらしいええライブやなあ。
歌詞、何回飛ぶねん!(笑)
まあ、失敗も含めてカサやんライブすわ。
カサやんのお得意技、寝てしまうよりは、だいぶマシと言えましょう。
ただのストロークでも、カサやんのか音は、
濁りけがなく、心の弦も震わせてくれます。
最後まで、ゆるりとしたええライブでした。
同じ二人とは言え、先日の釜晴れとは随分違う感じでした。
どっちも、ワシは好きやけどね。
終わってからも、知らん同士のええコミュニケーション続きます。
カサやんファン「京都のミヤコ蝶々」の異名を取る、
元気なおばちゃんがボトル入れて、皆さんに振る舞います。
この店にボトルキープのシステム、あるんや。
ええ時間は、果てしなく続き、京阪の最終時間、はるかに超えました。
ああ、やっぱりホテル取ってて良かった!
明日、天気も良さそうやし、
京都、ブラブラしよかな。
と思いつつ、久しぶりに飲んで、けっこう回ってきたワシは、
先にお店を出ます。
みんな結構飲んでくれたんで、従兄弟孝行にもなったかな。
ちょっと酔ってたんでブレブレですが、鴨川に、ええ月が出てました。
そのままホテル帰ればええものを、
ちょうど途中にたかせ会館があるので、
橋目くんの「GALAXIE500」に寄っちまったぜ。
主催から解放されたご褒美ということで許してください。
ほんまええ夜でした。
カサやん、ともやん、英くん、お客様、ありがとうございました!
これからも、倫敦亭、ご贔屓にお願いします。
次は、カサやんライブ、直接のやりとりで、また倫敦亭でやって欲しいなあ。
つまり、ただの客として、楽しみたい気分なのでございます。
そんな風に思ってしまう、ここでしかない、カサやんでしか、ないような
ゆるりとええライブでした。