映画「地蔵とリビドー」。

映画「地蔵とリビドー」を観る。
滋賀県の障害者施設「やまなみ工房」をベースに活動する障害者たち。
つまりアウトサイダーアートのアーチストだ。

みんながイキイキのびのび、自分の創作に熱中している。
「こうしたら売れる」「この方が、受ける」なんて、
邪がないのが、素晴らしい。
絵画、粘土、手芸、手法の決まりも何もない。
どの作品も、面白い。
ずーっと地蔵を作り続ける人がいた。
純粋にそれが楽しいのだ。
ワシならきっと途中から義務に感じて嫌になってくるはず。
ワシとは、感情の軸が違うのだ。
それが面白い、素晴らしいことなのだ、と実感できるくらいには、
ワシも自分を育てて来れたか。
作品は日本より、ニューヨークなど、海外での評価が高いらしい。
投機の対象などではなく、
純粋に造形として楽しむ人が多いからなのだろう。
すべて金に換算してしまってから、
驚いたり、感心したりするテレビ番組を
思い出して、羨ましく思った。

ちょうど昨日、自閉症に関する文章を読んで、
心が震えたばかりだったので、繋がって思えてきて、
「ワシは、この映画を観るために、あの文章を読んだんやろな」と思った。

この映画を知ったきっかけは音楽。
イガキアッコちゃんが、担当してるのだ。
この音楽がまたええ仕事してて、映像の臨場感を盛り立てる。
アッコちゃんすごいなー。
少しだけ、顔も出してる。めっちゃ美人に映ってる(笑)
いやいや元々美人ですが。
クレジット観てたら、アッコちゃんとワタンベとヨース毛さんがクレジットに出てた。
3人で演奏してるとは思えないクオリティの高さで、
映画のポイントのひとつになってる。

ものすごい数の地蔵に囲まれて歌う
向井秀徳さんのシーンも好きやったなあ。

残念ながら、大阪では今日で公開終わるみたいだが、
チャンスがあれば、どこかで是非、観てみてください!!

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