親しみやすい巨人。「和田誠展」@美術館「えき」KYOTO。

先週金曜、ようやく和田誠展を観に、京都駅の美術館「えき」KYOTO、
行ってきました。

いやあ!会場に入る前から圧倒されました。
すごい人やったんやなあ。

こんだけ観せてもろて、まだ会場入ってません。
つまり無料で、こんだけ(いやこれ以上)観られます。
もうお腹いっぱいなりそうですが、
絶対美味しいに決まってるので、
食べすぎないように気をつけつつ、会場へ。

会場に入るといきなり何本も四角い柱が立ってました。
その柱の一面一面に、西暦と年齢があって、その年にした
代表的な仕事が展示されてます。
ほんまに亡くなるまで、創り続けた人なんやろなあ。

21歳!大学生の時に、画風がほぼ完成されてるのにビックリ!

日本パッケージデザイン史上に残る名デザインは24歳のとき!
社会人2年目かな?
なんちゅう早熟の天才や!

もしかしたら、ワシが初めて自分のために購入した
和田デザインは、これかも。

週間文春表紙、圧巻やなあ!!
毎週描いてたってことやもんな。
しかも、一作一作のクオリティが素晴らしい。
これしかやってなくても、フーフー言いそうやなあ。

タイポグラフィーも素晴らしい。
読みやすくて、親しみやすくて、
一文字でも和田さんとわかってしまう。

ほんまに、どの作品も人懐っこくて、親しみやすくて、
あまりに定番になり過ぎてて、
忘れがちやったり、
すごい!って感じになりにくいけど、
ほんまに日本の宝で、物凄い足跡を残した巨人なんやな、
と、ため息をつく。

最近は滅多に買わないんやけど、
今回は、ちょっとまとめて観たかったので、
図録を購入することに。
ワシが一度観た後は、
大変お世話になってて、この図録を
ワシより数百倍は役に立ててくれそうな方に、
日頃のお礼にお譲りする予定。
中古品ですみません!
お借りしてるつもりで、
できるだけきれいに拝見します!

立つ図録!
仕事の量の凄さが、これだけでもわかりますねえ。


土産で買った缶バッチ。
ほんま、一文字で和田さんやとわかるなあ。

ほんま、ここまで網羅してるとは。
分厚い展覧会でした。
美術関係者、出版関係者は、言わずもがな、
広告関係者、映画関係者、音楽関係者も観んとあかんと思います。
関係者じゃない人も観た方がええと思います。

和田誠展、すみません!京都は今度の日曜6月18日まで。
そのあと、9月16日から刈谷市美術館で開催予定です。

おまけ。

来る時、電車の中から東寺見るの忘れてたので、
JRの駅ビルから見ようとしたけど、
近鉄のビルに塞がれてて、端っこに行かんと観られへん、
ということに気づきました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA