やっちまった!からの「メメンとモリ」。
今日、この記事をアップしたばかりなのに、、。
夜中に急に片付けを始めたのはいいのだが、
自分の幅がよくわかってなかったのか、
テーブルに置いてたガラスの花瓶をケツで押して落としてしまった。
もう金継ぎなんてできるわけないほどの粉々。
そのガラスの残骸の片付けが終わると、
もう初めにやろうとしてた片付けを続ける気力は残ってなかった。
仕方なく、数日前届いてまだ読んでなかった、
ヨシタケシンスケさんの「メメンとモリ」を読むことにする。
なんと!
いきなり皿を割ってしまう話から始まった。
かわいらしくて、動きのあるヨシタケさんらしい絵柄で、
「生きる」ことについての、ある意味哲学的なことを、
楽しく、伝えてくれる。
ふむ、そうだそうだ。
なんだか、生きていくのが、面白くなってきた気がする!
他の話も面白かった。
3つ目の話は、つまんない映画を観てしまう話。
これも、昨日今日、「ワシ、最近、ピンと来ない映画が多いよな」
と思ってたので、
「それでもええんや」思えて、嬉しかった。
「メメンとモリ」は、
メメン姉ちゃんが、弟のモリに、
人生について、いろいろお話をする形で進む絵本。
だからすごく分かりやすいし、
姉ちゃんっ子だったワシには、
ものすごく共感できたりもする。
ええ本を、これ以上ないタイミングで読んでしまったなあ。
もちろんネーミングは、ポンペイのローマ時代からある言葉、
「メメント・モリ」から来てるのだろう。
「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘るな」
だから、人生は、面白いのだ。
哲学って、つまり、自分として自分らしく生きることなんかもしれんな、
と「メメンとモリ」読んでて思った。
この二人の姉弟に、また会いたいなあ。