2022.04.29雨の京都①「ポンペイ展」へ。
本日は、早めに家を出て、雨の中、京都へ。
京阪電車の駅について電車を待つうちに3年前のことを思い出す。
「また混むんやろな」と覚悟して特急待ってたら、
来たのは京橋〜七条間ノンストップの快速特急「洛楽」
ラッキー!!
車内もむっちゃ空いてる。

よし、寝ながら行くぞ!と思ったけど、
ふと、先日見たニュースを思い出し、確認すると、やっぱり、
今年の天皇賞は、五月一日。
しかも阪神競馬場。
なんも、心配することなかったやん。
まあ、のんびり京都に向かう。
三条京阪に着くと大阪以上のすごい雨。
行き先は、その3年前と同じ岡崎公園。
今回は、京都市京セラ美術館だ。

ほんまは、土日祝避けて、この火曜か水曜に行きたかった「ポンペイ展」。
祝日ということで、相当の人出、覚悟したが、それほどでもなくホッとした。
ポンペイ展は、撮影し放題だったので、観た感想は、それぞれの写真で。

デザイン的には洗練されてるなあ。


ストリジル(垢すり器)。
青銅製。
本物、初めて観た。

これは、水道の蛇口。





さっきの彫刻もそうやったけど、
ちょっと頭が大きい気がした。



いてそうなおっさん。






これが、「メメント・モリ」。
「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘るな」
誰にでも平等に訪れる死。
だから左側に富の象徴、
右には貧困の象徴。

そのまま炭化している。

今、手術室に置いてあっても、
ふ〜〜ん、てなりそう。


「猛犬注意」のモザイク看板。






なんか今も高級リゾートとか行くとありそう。

触ってみたい、滑らかな感じ。

モザイク画は基本、床の装飾やったらしい。
フレスコ画を床に描くと、
人が通ると、
すぐに消えてしまうから。


恋人たちの絵。
おおらかでええなあ。
いやあ、なかなか面白かった。
ローマの遺跡、というと、どうしても白っぽい色を想像してしまうのだが、
思った以上に極彩色で、その頃の町の景色が、今までの想像とはガラッと変わった。
モザイク画がやっぱり一番印象に残ったなあ。
ポンペイの発掘は、まだまだ途中らしく、ベスビオ火山のポンペイと反対側には、
また違う時代の噴火で埋まった遺跡もあるらしい。
想像もできないものが、まだまだ発掘されるかもなあ。
グッズコーナーは、あまり期待してなかった。
モザイク画モチーフのええのがあったら、
一番気に入った「猛犬注意」をモチーフにしたものがあったら、買おう、
くらいの気持ちで行くと、いきなり思ってもいないもんが並んでた。
本日のお買い物が、これ。

しりあがり寿先生のポンペイグッズがあってしまった!
Tシャツ、手拭い、豆皿。買ったのは一個ずつだが、
色違い、模様違い、いろいろあった。
う〜〜む、これは買ってしまうわ。
なんか負けた気分もあるが、めっちゃ嬉しくもある。
あと、「猛犬注意」モザイク画のマグネットとキーフォルダー。
キーフルダーは、最近自転車の鍵をよう無くすので、
ええのんあったら買おうと思ってたんで。
でも、これだと実物が思い出せないので、
実物モチーフの一番お安いものでマグネット。
マグネットはもういらんのだけど、
こうなったら、冷蔵庫の壁を、ワシの好きなもの美術館にしてやろうと決めた。
レジに行くと、前のカップルが、
ポンペイを背景にした可愛らしいマスコットグッズを買い込んでたんで、
心の中で「実物を買えよ!」って突っ込んだんやけど、
考えたら、ワシ、もっと実物から遠い、しりあがり先生のばかり買ってたのだった。
「お前が言うな」と自分で突っ込みながら、
岡崎公園内の次の目的地に向かうのであった。