かんのとしこ&良元優作@Dbar。

昨日の晩は、茨木のDbarに、
観たことありそうで、ワシにとっては、初めて観る組み合わせのライブに。

まずは、ワシ的には久しぶりの、ソロのかんのとしこちゃん。
山中晋平バージョン「砂山」のカバー。
って、かんちゃんのMC聴くまで、
北原白秋の「砂山」に中山晋平バージョンと、
山田耕筰バージョンがあるの知らなんだ。
かんちゃんがやってくれたのは、
ワシの聴いたことあるバージョンでした。

渥美清さんが良バージョン歌ってはりました。

あーやっぱり、ワシ中山晋平バージョンの方が好き。

かんちゃんの演奏は、いつもほっこり温かいんやけど、
流石に、これは北の海やったなあ。
波が寄せては返す。
悲しみや切なさも一緒に、心を行ったり来たりする。
だけど、その波を見つめるかんちゃんの目は、やっぱり温かい。

そのまま弾いてくれたオリジナル曲「つづく道」は、
かんちゃんらしい、柔らかくふくよかな音。
インストでも、歌ってると感じるのは、
一音一音に、表情があるからなんやろうなあ。

知らんかったけど「オリエント急行的」、
最終的には四章になるらしい。
ワシらが聴いてたのは、その第一章で、
第二章が最近できたらしい。
一章と続けてやってくれた。初めて聴く。
どちらかと言うと、せわしなさが楽しい一章とガラッと変わって、
二章は、ゆったりとエレガント。
やと思ってたら、なんか不協和音混じった不思議な音になってきたぞ!
オリエント急行が、トランシルバニア辺りを通過中なのか?(笑)

かんちゃんの曲で、一番初めに好きになって覚えた曲、
「ばらとミツバチ」、ソロで聴くのは、めっちゃ久しぶりやなあ。
やっぱり、のどかな田舎の庭が浮かぶ。
この曲かかれば、いつでも、昼寝どきになってしまう。

ラストは「愛の讃歌」。
ああ!ほんまに歌ってる。
アコーディオンだけで歌ってる。
こりゃシャンソンだわ。
ちょっとミュゼットっぽくもあって、
いずれにしろパリっすわ〜!

続いては、海士町以来(1週間も経ってないけど)の良元優作くん。
かんちゃんの演奏、聴いて、
「久しぶりに音楽聴いた気がした」らしいっす(笑)

その影響か、いつもより声がメロディに乗ってるみたいに心地よい。
なんか、ほんまこの日は、ふんわりとした、
ほのぼのライブですわ〜〜。

お!幽霊二部作「ゆうれい」からの「トリちゃんの夢」。
これも、ワシ的には初めて聴く流れかな?
まずは、「ゆうれい」むちゃくちゃ温かい、
優作くんの優しさがジョワジョワ滲み出てくる、
ええ「ゆうれい」でしたわー。

お!そしてトリちゃんの夢は、アコーディオンで。
優作くんのアコーディオンの先生はかんちゃん。
先生の前でご披露や!
ゆるやかで、ええ演奏!先生も満足やろ!

常さんシリーズで「夜明けの物音」。
なんか、今日は、和やかなライブやわー。

「ネギネギブギウギ」も、めっちゃ和気藹々なムード。
なんか、友だちんちでやってる宴会みたいな気がしてきた。
下の写真は「ネギ!」の前に振りかぶってるとこ(笑)

おお!かんちゃん出てきた。
実はこれがすげえ観たかった!
ダブルアコーディオンで「父のワルツ」!
さすが、かんちゃん!
世界壊さず、今まで「父のワルツ」では、
聴いたことないようなフレーズ、入れてくる。

「田家春望「鉛の兵隊」、
おもろいおもろい!
よう知ってる曲やのに、知らない響きがする!
ああ、優作くんがアコーディオン、やり始めてから、
この組み合わせを初めて観ることになって、
ほんま幸せですわ〜。

ラストは「水の中の女」。
あ!これかんちゃんに合う!!
もともと、のどかな田園風景が浮かぶ歌やけど、
さらにのんびり感がアップ!!

アンコールも、アコーディオン2台で「石」。
かんちゃん、ぶっつけらしい。
なのに、途中から、どんどん新フレーズ入れてくる。
「石」歴20年以上のワシが初めて聴く「石」、
堪能いたしました。

そのまま、誰も帰らず打ち上げに突入。
帰らないどころか、人数増えてるやん!(笑)
ライブのムードそのままの和気藹々。
めっちゃ楽しかったんやけど、
ワシなんか急に眠くなってきて、
優作くんに「夜はこれからですよ!」言われつつ、
一番目に帰る客になり申した。
せっかく楽しい打ち上げやったのに、
無念でごわす。

それにしても、天井に謎の千円札なんやったんやろ?
おひねり?誰が?誰に??(笑)

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