「政治に関わってみようか」と思える映画。BBBムービー「○月○日、区長になる女」。
今の政治って、市民感覚からはズレまくってる気がするんやけど、
どうしたら、ほんまにそこに暮らしてる人の気持ちを汲み取った政治ができるんやろ、
と考えることが多い。
この映画は、その問いにひとつの答えを示してくれたような気がした。
住民たちとぶつかりながら、葛藤しながら、
「負けても一石を投じたい」と走り回る候補者、
本当の意味で住民を代表してるなあ。

けっこうシリアスな選挙の映画なのに、
観てると、なんだか楽しくなってきてしまう。
「この人たちと一緒に選挙やってみたいなあ」と思ってしまう。
国政とか言うと、大き過ぎて、変えられそうな気がしないけど、
こういうところから「本当に選挙で政治が変わるんや」と実感していくと、
いつか国を変えることができるかもしれない、と思えそうな気がした。
「音楽がええなあ」と思いながら観てたら、
エンドクレジットで、向島ゆり子さんや小泉今日子さんの名前が出てきて、
「なるほどなあ」と思った。
大阪でも、こういう動き、起こしたいなあ!
【追記】
あ、ひとつだけ、困ったことが。
監督さんが、かなりの猫好きらしくて、
モフモフの猫アップが度々出てくる。
猫好きとしては、たまらん映像なのだが、
ワシは猫好きやけど、猫アレルギーでもある。
観てるだけで、体中がイガイガしてくる気がして、
目を瞑りながらやり過ごしたのであった。
すんません!気持ちはわかりますが、ほどほどにお願いします!