フェルメールの値打ちは了解したが、映画の値打ちには疑問が残った。BBBムービー「フェルメール The Greatest Exhibition -アート・オン・スクリーン特別編-」。
予告編観て、最新テクノロジーでフェルメールを分析するのかと思ったら、
そういう部分も少しはあったけど、
ほとんどは、評論家やキュレーターの解説。
観たことない絵や、お馴染みの名作のディテールまで
アップとか観られたとかは嬉しかった。
解説も、へー！と思ったりすることもあったんやけど、
自説を微に入り細に入り説明されると、
なんか途中から窮屈に感じてきた。
鑑賞の仕方を強制されてるようで、
言ってみれば「野暮やなあ」と。
「好きに観させてくれよな！」と思ってしまった。
この映画、特別料金で会員割引も効かなかったので、
普段の倍くらいの料金で鑑賞。
それは別に構わないんやけど、
そのプラスα払ったのが、あの御託の分やと思うと、
割り切れんもんがある。
