早春京都2024①「風俗博物館」など。
昨日は、西本願寺界隈をウロウロした。
このところ寝不足が続いてて、前日もなかなか寝付けなかったのだが、
京都に行くとなると、いつもより早く目が覚めてしまった。
お京阪、近鉄、地下鉄と乗り継いで、
烏丸通沿いの地下鉄五条駅から、
歩いたことない路地伝いに、堀川通へ。
昔からやってる感じの、商人宿っぽい旅館がちらほら、
あと、仕出し屋さんが何軒かあった。
東本願寺と西本願寺に挟まれた土地柄ゆえなのかな?
ご信徒さんが、このあたりに泊まって、仕出し料理を頼むのか?
とか想像しながら歩くのが楽しい。
目的地の隣、ビルとビルの隙間に、
シュールな庭がありました。
こういうコントロールされてないエネルギーを感じるものって、
好きですわ〜。
目的地は、風俗博物館。
と言っても「秘宝館」とか、あの類のもんではありません。
平安貴族の宮中行事などがミニチュアで再現されてる博物館です。
前々から気になってたんやけど、
このあたりにあまり用事がなくて行きそびれてた。
けど、今年の大河ドラマが平安時代なので、
そのうちに混むかもだし、
西本願寺に行く予定だったので、
渡りに船、な感じで行ってみた。
博物館といっても、ビルの5階、エレベーター降りたら、
そのワンフロアが、そのまま博物館だった。
メインのミニチュア、は、思った以上にでっかくて、ビビる。
けっこう、子ども連れも多いのは、やはり大河の影響なのか?
このミニチュアを360度、周りから観られるようになってて、
いろんな宮中行事や、平安時代に書かれた文芸のシーンが、再現されている。
なかなかようできた作り。
寝殿造の巨大な建物を概観できる機会なんて、今までなかったので、
新鮮だった。
おもろくて、周りを何周もしてしまった。
人形もクオリティ高い。
とくに衣装。
その周りに、寝殿造に入らない展示も。
これは竹取物語のシーンだったかな?
衣装や、継紙の展示や解説も面白い。
この時代、草木染めが基本やったから、
あのえも言われん、日本の伝統色ができたんかもなあ。
風俗博物館、なかなかお勧めです。
博物館という名前から、もっと広いところを想像して、
一時間半くらい、時間を見込んでいたので、
次の予定まで、ずいぶん時間が空いてしまった。
近所の龍谷ミュージアム寄ってみたが、
展示入れ替えの時期らしく閉館中。
次の目的地は、堀川通挟んで向かいの西本願寺。
離れたところに行くのも面倒だったので、
お茶を飲んで時間を潰すことに。