本当の平和に至る道は、どこにあるのだろう。BBBムービー「夜明けへの道」。
ウクライナやガザのことで、日本では、あまり報道されなくなってる気もするけど、
ミャンマーでは、今も、軍事政権による民主勢力への武力弾圧が続いている。
多くの市民が国軍に殺され、拘留され、避難を強いられている。
この映画を制作したコ・パウさんはミャンマーでは有名な俳優で映画監督らしい。
だけど、彼も今は、国軍に追われ、潜伏生活を続けている。
その潜伏生活の中、若い人たちは、反政府軍として、
軍事訓練をしてるのだが、
本当に、軍事力で国軍を凌ぐしか、解決の方法はないのだろうか、
と思わずにはいられない。
映画を観てると、どう考えても国軍に道理はなく思える。
だからこそ、相手がどういう理屈で、動いてるのか、
そこで戦う国軍の兵士たちは、どんなことを考えているのか、
知りたくなる。
心情的には、この反政府軍を応援したいのだが、
本当に、それが平和に至る道なのかは、正直、わからない。
ウクライナもガザも、武力で武力に向かっている。
夜明けへの道は、どこにあるのだろうか。
