映画二本立て「マイ・ジェネレーション」、「夜明け」。

観たい映画が、同じ映画館で、
時間ずれてたんで、久しぶりに映画ハシゴ。

「マイ ジェネレーション」は
マイケル・ケインを案内役に、
60年代のイギリスカルチャーを
気配、ブレイク、非難(言い方はちゃうかったと思うけど)に分けて、
まとめ上げたドキュメンタリー。

音楽で言えば、ビートルズ、ストーンズ、フー、
キンクス、ボウイ、などがどんどん出てくる。
マリアンヌ・フェイスフルとか懐かしかったなあ。
ツイギーとかも出てきて「初めて、未来が若者によって作られた」って、
フレーズが、新鮮やった。

けど、それを追体験でしか知らない
70年代〜80年代青春生にすると、
もっと熱い語り口して欲しかったな、と少し思った。
同世代が郷愁として語るので、
どうしてもエネルギーをダイレクトに感じられなくて。
「もっとおもろかったんちゃうの?」
「もっとアホやったんちゃうの?」と思いながら、観てた。
ま、それはワシ個人の感想で、
あの時代のイギリスが好きな人には、
十分楽しめる映画やと思う。
そして、若者は、あれくらい、
上の世代に攻撃的でええと思った。
社会にも新しい価値観を投げてええと思った。
今の若者、政府の子飼いのようになって、
政府を批判するのではなく、
政府を批判する人を、批判する若者が恐ろしいと思った。

2本目は「夜明け」。

柳楽優弥さんと小林薫さんの、
心のやり取りを描いた映画。
鈴木常吉さんが出演してるので、
観てみたかったのだ。

常吉さんが、主人公、小林薫さんの結婚式で歌う
「夜明けの歌」は素晴らしかった。
鈴木さん含め、役者は、みんなそれぞれはまり役で、
いい演技してはった。

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