安東ウメ子「Ihunke」。

アイヌ音楽に、惹かれる。
大好きなのは、安東ウメ子さん。
知ったときにご本人が亡くなられていて、
かなりがっかりした。

数年後、福岡のサンセットライブでOKIさんを聞いて、
「いいな」と思いつつ、「ウメ子にはかなわねえな」と思っていた。

今日、スパン子さん、熊坂さん、イガキさんのライブ聞いて、
アイリッシュも感じたけど、
アイヌをスゲエ感じた。
聴いてて、ふと思った。

奈良時代とか平安時代とか、
まだ東北が意識として別の国だった頃
(というか、日本の範囲がもっと狭かった時代)、
前九年の役とか、後三年の役とか、
「役」とか言って、東北を蔑視してた頃のあの時代、
東北をひとつの国だとして守っているのは「安東」氏だった。

ウメ子さんの「安東」に、その流れが受け継がれているなら、
それは凄いな、と思った。

大事に受け継いだ祖先からのものには、
それぞれに意味がある。
そして、それがいきなり吹き出すことがある。

ワシが何かに、突然反応するのも、自分で分からないまま、反応するのも、
ワシの中に、アイヌの血や、半島の血や、琉球の血や、
福建の血が流れているからなのかもしれない。

ワシはそういう直感を大事にして行こう。
どうせ、答えは出ないのだから、
「ある」と思う方が、楽しいと思う。

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