番組「カラーでよみがえる東京〜不死鳥都市の100年〜」。

昨晩オンエアされたNHKスペシャル
カラーでよみがえる東京〜不死鳥都市の100年〜」を録画して、
ゆっくり見た。
明治、大正期から戦後にかけて、モノクロでしか見たことのなかった、
東京の町、人々の表情が鮮やかな映像になっていて、
非常に興味深かった。

踏み込みがあと一歩足りない気もしたが、
紹介された伊丹万作さんの言葉が、一番記憶に残った。
『「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。』

素晴らしい洞察力だと感心するしかない。
騙されてる、という自覚のない人が、
次には騙す側に回る。
物事が動かしがたい状況になってしまってからでは、
「騙された」と気づいても遅いのだ、
というのが、先の大戦で、日本人が学んだことでは
なかったのだろうか。
同じ轍を踏まないよう、自覚と信念を持って、
この時代を生きて行かねばならない。

…と思いつつ、流されるように、酒を飲むワシなのであった。

伊丹万作さんの言葉の全文はこちら

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