映画「アクト・オブ・キリング」。
殺人者が自分の殺人を演じるというドキュメンタリー。
最初は、喜んで演じていた殺人者が次第に過去にさいなまれ始める。
人間という存在そのものを問うた映画ではないかと思う。
この虐殺自体、知らなかったワシには、この事実さえ驚愕だった。
残虐シーンに弱いので行くのを躊躇してたが、
スプラッタな場面は、ほぼなかった。
けど、精神的にかなり追い込まれた。
ラストシーンは、壮絶。
笑って人を殺してた人間の中の、どこかにやはり生命への畏怖、
同胞の命を奪うことの恐怖が潜んでいたんやなあ~思った。
身も蓋もないが、観た後の第一感想は、「人殺しは割に合わん」だった。
この大虐殺には日本も関与していた─映画『アクト・オブ・キリング』デヴィ夫人によるトーク全文
観るべき映画を見観た。