MUZIC@NET/マリオネット 橋本亭最短距離ライブ2。

ああ、またやってしまった!
てっきり3時からと思ってたライブ。
念のために2時過ぎに確認すると、2時からやん!!
1時間完全に勘違い。
あせって、会場に急ぐ。
って、家から50メートルくらいの場所やけど。
たぶん出演者も含め、最短距離に住んでるのに、面目ない。
ほんますんません!

というわけで、MUZIC@NET/マリオネットさんの第二回事務所ライブにお邪魔した。
結局20分くらい遅刻して、
入口の扉の向こうから聴こえてくる涼しげな音を聴きながら、
しばし、立たされ坊主。
拍手のタイミングで入れて頂く。

お芝居「虎は通ったか?」の劇中音楽、
ストーリーの解説聞いてから、音楽聴くと、
美しい曲が、なんとも不穏なメロディに聴こえて来る不思議。
音楽は劇や映画のシーンにイメージを付加するけど、
逆もまた然り、なんやなあ。

MUZIC@NET/マリオネットさんのライブは、
なんとなく演者とお客さんが茶飲み友だちで、
音楽を囲みながら同じ時間を楽しみながら過ごしてる風情があるので、
晴れた昼間のライブは、ピッタリな気がする。
「茶話会」ならぬ「茶音会」って名前を付けたら、
この楽しいムードが、伝わる気がした。

時間の勘違いに気づいて慌てて出てきて忘れてた。
ここの事務所は土禁なので、スリッパ持参せんとあかんかったんや。
おまけに靴下も履くのを忘れてたので、
休憩時間に家に取りに帰る。
近くて良かったー。

二部、おお!大分むぎ焼酎「二階堂」のひとつ目のCMソングやってくれはった。
実は、このCM、ワシがスタッフにMUZIC@NET/マリオネットさん紹介して、
実現した組み合わせ。
当時のこと、いろいろ思い出すなあ。
他の観客さんにも、そのこと紹介されて、
自分でCM作ったわけでもないので、少々照れ臭いw


MUZIC@NET/マリオネットさんの音楽、
音源だけ聴いてると、ひたすらリリカルで美しいと思うのだが、
ライブで聴いてると、けっこうパッション感じる演奏もあって驚いたりもする。
そらそやな。
人間はひとつの感情だけでは生きてない。
笑い、涙、戸惑い、怒り、、、そんなものが入り混じって、人間は出来てる。
MUZIC@NET/マリオネットさんの音楽は人間そのもの、ってとこあるから、
いろんな表情があって、当たり前なんやな、
と、当然のことを今更ながら、強く感じた。

おお!二つ目の二階堂CMの曲も!
自分のコピーでもないのに、
ビジュアルだけでなく、フレーズまで頭に流れ始める。
人間の頭って不思議。
こんな風に近いものは、同じ引き出しにしまってたりするんやな。

長谷川きよしさんに提供した曲「いつものBarで会いましょう」。
スタンダードナンバーかと思うような定番感。
こんなマスターピースになりうる音楽作るって、ほんますごいわ。
これは、マリオネットさんのマンドリンオーケストラでの演奏がありました。
壮観!!

「沖縄センチメンタル」の後でお聞きした沖縄の天才ジャズベーシスト島ちゃんの話、
なんか他のとこでも聞いた気がするなあ、思い出せないけど。

トリ前の曲のメロディ(曲名聞き逃した)が切なくて胸に迫ってくる。
なんとなくワシが高校生くらいやったときの鎌田敏夫さんのドラマを思い出す。
なんでやろう。

トリは「南蛮天草」。三連符主体の華麗で切ない曲やなあ。
MCでゆーてはったけど、確かに勇ましさもある。
けど、それ以上に切ない。
終わり方が、ちょっと意外で、すごく印象的やった。

アンコールは、劇団民藝の「泰山木の木の下で」の挿入歌。
この曲も基本は三拍子やと思うんやけど、
ところどころ変拍子が混ざってるのか、
とらえどころのない不思議な曲、
けどなんか印象には残ってしまう面白い曲ではあった。

最後は「蘇州夜曲」。
大らかな春の風が心を吹き抜けて行くよう。
温かさや、薄桃色に包まれたような気分で、
気持ちのいい休日の午後、晴れた日のライブは終わった。

展示されたポルトガル風景パネルの中で
前回すごく気になってた写真。
今回も気になるようだったら、
なにかの縁なんで頂こうと思ってた。
やっぱり他のどの写真より引っかかってたので、
連れて帰ることにした。
リスボンから1時間位の城郭都市の写真らしい。

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