やり過ぎリハビリin京都その②大沢池〜大覚寺。

京都駅、美術館えきの鋤田正義×デビッド・ボウイ×京都に続き、
行こうと思ってたのは、嵐山の福田美術館。
ここも、おととしくらいかな?開館して以来、
各シーズンに一度くらい行ってる好きな美術館だ。
京都駅からだと、山陰線やな。
山陰線で嵐山って、ワシ、初めてかもしれん。
いや、トロッコ列車乗りに行ったとき以来か。
とか思いながら、平日なのに思った以上に混み合ってる車内に驚く。
タイミングがタイミングだけに、いつも以上に人混みが気になる。
そうか春休みなのだな。
案の定、ほとんどの家族連れは太秦で降りる。
映画村行くんやな。

で、嵐山駅。この駅で降りるときまで、ワシは、福田美術館行って、
すぐ帰るつもりだった。
福田美術館行くのは、改札出て左方向。
右方向は、大覚寺、大沢池とある。

そうや、昨日、KBS京都の番組で、嵯峨天皇と弘法大師の、
神護寺と大覚寺に関するエピソードの番組見て、
「大覚寺、長い間行ってないなあ」思ったとこやった。
これはもう運命でしょう。

大覚寺に向かう道は、適度に住宅地で、適度に田舎で、ええ感じ。
ところどころに「この塀、いつまで続くねん!」て驚くようなお屋敷もあるのが、
さすが京都やなあ、思う。
けど、市内に比べると、なんや気の抜けたような、気楽さもあって、住みやすそうや。


十五分ほどで、大沢池に着く。大沢池は大覚寺の隣り、
まあゆーたら境内のようなもんか。
さすがに、ほぼ桜は終わってたけど、枝によっては、けっこう残ってるのもあって、
少し肌寒いけど、天気も良くて、ええ気分である。

大沢池に来るの、何年ぶりか、もう分からん。
少なくとも、20年は来てない気がする。

門跡寺院とは言え、東山の泉涌寺とかと比べると、
えらいのんびりポヤンとしたイメージやなあ。
泉涌寺とか、なんかちょっと緊張してしまう感じあるけど、
こっちは、昼寝させてくれそうな風情がある。

都の門跡寺院というより、日本の原風景の中にある鄙びた村のような気がしてくる。
映画「菊とギロチン」に出てきそうなイメージ。
それはもしかしたら、映画、テレビ、いろんな時代物の撮影をここでやってて、
そのイメージがワシの中に積み重なってるからかもしれん。
つまりワシの想像する「日本の原風景」のモチーフ自体が、
この風景って可能性もあるんかもな。

大沢池や大覚寺は、結婚式スポットとして流行ってるのかな?
今日だけで5組くらい撮影してる新郎新婦さん、見かけた。

大沢池に注ぐ小川が実に良かった。
まさに「春の小川」。

大沢池から見渡す外もいい。
のんびりした田園地帯。
「事件の起こる前の時代劇やなあ」と思う。

さて、大覚寺側に移って、大沢池を臨む。
かつては殿上人たちの独占風景だったんだろう。
それもあってか床は、ほぼ全部鶯張り。
キュッキュキュッキュ、ええ音がする。
これも昨日の番組見てなかったら、疑問に思ってたやろうなあ。
予習万歳!


大覚寺の建物は、ほぼ全て、渡り廊下で結ばれている。
やんごとなきお方々が、雨に濡れないようの配慮らしい。
これも昨日の番組からの情報。

どう撮っても絵になるから、新郎新婦さんが撮りたくなるのも分かるなあ。

この建物は、天皇家から下賜された宸殿なので、右近の橘、左近の梅がありました。

今回見つけて一番嬉しかったもの、
蝉の金具。

てな感じで、大覚寺を満喫。

というところで、眠たさが頂点を迎えました。
続きは、また明日。
(まあ、誰も読んでないかもしれんけど)

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