映画「ユンヒへ」。

昨日の二本目は「ユンヒへ」。
韓国と日本、封印された気持ちが、
ふとした偶然の積み重ねから、
雪解けのように、ほどけ出して行く。

日本側の舞台は小樽。
雪に閉ざされた小樽の町は美しくて、切なかった。
ゆっくりゆっくり進む物語は、
ストーリーと言うより、詩を読んでるかのような気分になった。
なんとなくエリック・サティの音楽聴いてるような気分にもなった。

大きく言ってしまえば、何ごとも起こらない。
登場人物のそれぞれの気持ちが、少しずつ動いたり、
過去の出来事に、少し肯定的に向き合えたり。
女性同士のラブストーリーを社会背景も飲み込んだ上で、
美しく、だけどキチンと描いてる映画でした。

ところどころ「あれ?」って思うところがなくもなかったけど、
全体的には、気持ちよく観られて、
観終わったあとも、ええ気分で劇場を出れる、ええ映画でした。
過去の少しモヤモヤした自分の気持ちに向き合ったことで、
今の人生を、前に進めていける、そんな感じもしたなあ。

ワシ、てっきり「ユンヒへ」という人の名前だと思ってたら、
「ユンヒ」ってのが人の名前で、「ユンヒ」への手紙っていう意味で「へ」が付いてたので、
チケット注文する時、少し変なアクセントで言ってしもて、
恥ずかしかったのは、内緒にしといてください。

まだ関西では、公開始まってさほど時間経ってないので、しばらくは公開してるみたい。
これから全国で順次公開するみたいです。

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