映画「北風アウトサイダー」。

大阪生野を舞台にした、在日朝鮮人家族の物語「北風アウトサイダー」。
社会派のドラマなんかな、と思って観に行ったけど、
観終わると、劇画チックな、エンターテイメント作品かもしれんな、と思った。

お母さんに、四人の兄妹、そしてその兄弟の子ども、
キャラクターひとりひとりは、個性があって魅力的、
それぞれに抱えてる苦しみも、わかる気はするんだけど、
「あれ?そのキャラの人が、そんなことするの?」とか、
え?どういう経緯で、その行動になったん?とかあって、
やや脚本が荒くたいなあ、とは感じたけど、
観てる分には、笑いあり涙あり、悲しみあり喜びありで、
けっこうドキドキしながら観終わった。

最後は「やっぱりそうなるかあ」と
「けど、なんでその人なん?主人公やから?」と
両方思ってしまったけど、
まあ、エンターテイメント作品なら、
そういう終わり方もありなんかもしれんな、と思ったりもした。

生野区、すぐ近くなんやけど、生活の中までは、窺い知れない場所なんで、
そこが覗き見できたっていう気持ちも少しあるな。
今の在日朝鮮人の家族が、
この映画と同じように暮らしてるのかどうかは、分からんけども。

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