おっさん旅　団体編　蒲郡。

昨日はおっさん五人で蒲郡へ。

30年来、新幹線から見てた大好きな風景で、
「いつかは行ってみたい」と思って、
ほとんど憧れに近い感情を抱いてた
蒲郡プリンスホテル（今は蒲郡クラシックホテルと言うらしいですね）に、
とうとう行けてしまった。

和洋折衷、贅沢な作り、
天井の高さ、建築素材、作り付けの調度、
細部に至るまで、
やりたいことやり尽くしたような建物が素晴らしい！
窓から見える竹島、その周りの海や島の景色も、
穏やかで、見飽きない。

こういうもんは新しく作ろうと思っても、
作れたもんやないなー。
「時間」というものが、一番大事な素材として、
出来上がっている空間なんやと思う。

二階のカフェに来ただけの客を、
玄関で出迎えて二階まで案内してくださる
ホスピタリティーも素晴らしい。
ワシはTシャツ、短パン、おまけにビーサンだったので、
ドレスコードに引っかからないか、ちょっと心配ではあったが。
クラシカルなシルクハットの紳士が、
こんな格好のおっさんに深々と頭を下げてくれるなんてなー。

五人のうち二人がコーヒー、
三人がスイーツを頼んだのが、
「セットの形にすればお安くなりますよ」と
アドバイスしてくれるウエイトレスさん、
そしたら都合三人前しか注文してないことになるのに。
何もかもが素晴らしいなあ。

こんな風景も建物も素晴らしいホテルに
何の目的もなく、
数日間滞在してダラダラしてたいなー。

これをFacebookにアップした時、蒲郡クラシックホテルの方から
書き込みを頂きました。嬉しいコメントだったので転載します。

「橋本様、この度はご利用頂きましてありがとうございます。
”「時間」というものが一番大事な素材として、出来上がっている空間”
橋本様の素敵な表現に感激致しました。
またお近くにお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ。

(20200731記)

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