ShinBow&木村充揮@パラダイス第一夜withくでけん。
昨日、一昨日とうちから5分の下町パラダイスに。
ShinBowさんと木村充揮さんのライブ観に行ってきた。
味わいは、違ってたけど、二日とも素晴らしいライブでした。
まずは、第一夜のレポートから。
この日は、オープニングアクトで、くでけんさん登場!
こないだ、FLATであった砂川たかゆきくんのライブで久しぶりに会って、
仲良くさせていただいてる。
今回のライブのこともくでけんさんから教えてもらった。
オリジナルの「知らない国へ」。初めて聴くけど、ええ声したはる!!
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このくでけんさんとの距離!!
エリさんの陰謀やろか、ワシ、ステージの真横の席に座らされた。
後々の木村充揮さんのライブのこと考えると、
少し荷が重い気がする(笑)
そして波の音の響く中、しんぼうさん、ゆるりと登場。
波のように、二つの音を繰り返す三線、
その向こうから漏れ聞こえるような声。
観光客には知られてない沖縄ののんびりとした海辺の田舎に
ヒュンと心が飛んでしまった。
この人、やっぱりすごいわ。
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普通の二倍くらいのゆっくりさの「安里屋ゆんた」。
これはコーラス入れずにShinBowさんの声だけで聴きたくなるな。
「新安里屋ゆんた」から元の「安里屋節」と続けて。
元の歌には、竹富の生活から生まれた歌の、
その上にShinBowさんの人生が重なっているように聴こえた。
ほんまに、これがブルースやなあー!
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「ラストダンスは私に」。
実はワシはこの曲でShinBowさんに惚れた。
ワシ以上の歳の方なら誰でも知ってるような有名曲だが、
ShinBowさんの声と三線を通すと、それはもうスタンダードナンバーというより、
沖縄民謡でしかなくなる。
いや、沖縄民謡とも少しちゃうか。
ShinBowさんの歌は沖縄民謡の王道からは外れているのかもしれない。
歌も三線も独学で極められれてしまった。
沖縄民謡っぽくも聴こえるのは、ShinBowさんの血の中に、
育った沖縄の民謡が溶け込んでいるからだろう。
強いていうなら、沖縄民謡とスタンダードナンバーがチャンプルーされた
ShinBowさんのブルース、というのが、ワシ的には一番近い気がする。
「黒の舟唄」。
ときどき、張り上げるような声も出されるが、
どんな大きな声出しても、
その声は最後は余韻を残して夜空に溶けていく。
ああ、外の見える席に座って良かった!と少し思う。
「黒の舟唄」のメロディで「十九の春」の歌詞。
へーこんなに合うんや!
ShinBowさんが解説してくれはったけど、
両方七五調でできてる歌詞だかららしい。
「十九の春」沖縄民謡のように思われてるけど、
やっぱり与那国小唄〜筑豊炭鉱から来た内地の歌がルーツなんやな、
ということを実感できた。
ShinBowさんのうちなー語講座も面白い。
てるりんさんと言い、せいぐゎ〜といい、
沖縄民謡を究めたウタサーは、曲の本質、その言葉の持つ本来の意味や力にもこだわるので、
優れた言語学者的側面も持つようになるものなんかもしれん。
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何を歌っても、最後にはShinBowさんの生活の歌になることに感心してしまった。
繰り返すけど、これこそブルースやなあ。
ラストは沖縄県民なら誰でも歌えるという「てぃんさぐぬ花」。
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エリさんが写真撮っててくれた。
いやあ、ほんま近すぎるわ!
そして木村充揮さん。
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こんなかぶりつきで観るん初めてやろなあ。
木村さんまで50センチ、おまけこの店は、うちから50メートルくらいのと。
おお!「ジョージア・オン・マイ・マインド」。
この人も何歌っても、木村さんが沁み出した生活の歌になる。
やはり木村さん、言わずもがなのほんまもんのブルースマンや。
スタイルとしてのブルースではなく、ほんまもんのブルース。
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ほんま近すぎて、演奏中、目が合いまくる!照れますわ〜。
はいはい、突っ込み、期待してはるんですよね?
間悪いかもしれんけど、頑張りますわ!
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この人は、ほんまに美味そうに酒を飲む。
タバコを吸う。
その雰囲気は客席をもすぐ巻き込む。
ほんま和気藹々やなあ。客席からみんな突っ込む突っ込む、
ステージからボケる突っ込む。
忙しいわ!(笑)
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おおお!「石狩挽歌』!!
久しぶりに聴くなあ、すげえ爆発力!!
もうダジャレだらけ。多すぎて、突っ込むのめんどいわ!(笑)
そーゆー大騒ぎの笑いの輪から、
めっちゃきれいな音が聴こえてきたりするんで、油断できん。
「テネシーワルツ」も極上やった。
「嫌になった」も最高っす!
ラストソングは「ケセラ」。
アンコールの声に「終わりじゃ!!」(笑)
二時間近くやってくれたんで、もう飲ませてあげましょう。
歌いながらも飲んでたけど(笑)
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このライブ、 ShinBowさんのラブコールで実現したらしい。
それがわかるShinBowさんの嬉しそうなお顔でした。
と言いつつ、ワシも二人の間で撮ってもらって、めっちゃ嬉しかった。
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くでけんさんとも撮りました!
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アフターライブ、楽しそうやったし、延々と続きそうでしたが、
ワシは次の日の朝に予定あったので、
早めに切り上げさせてもらいました。
帰り際、木村さんから突っ込み方、少しダメ出しありました(笑)
精進させてもらいます!