映画「チロンヌㇷ゚カムイ イオマンテ」。

自然と付き合うということは、どういうことなのか、
改めて、考えさせられた。
36年前に撮影されたアイヌの儀式をメインにした
ドキュメンタリー映画「チロンヌㇷ゚カムイ イオマンテ」。

ほぼ音楽でしか知らなかったアイヌの儀式や、住居、生活習慣など、
今では失われたかもしれないものまで記録されてて、
資料としても貴重な映画なんだと思う。

ずっと育ててきたキタキツネ、つまり一緒に生活してきたキタキツネを、
父母の国へ送る。
原理主義的なヴィーガンさんが観たら、卒倒しそうなお祭りだが、
そこには、自分達への恵みとしての動植物の代表としての
キタキツネに対する敬意しかない。

きっと内地でも狩猟中心の生活だった時は、
同じような祭りが行われていたのだろう。
「食」について、生々しい現場から、離れて行ってしまってる今、
もう一度、観直す貴重な機会を頂いた気がした。

話変わるけど、
儀式の時に、日川善次郎エカシの被ってた帽子がカッコよかったなあ。
あれ、欲しいなあ。

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