映画「百姓の百の声」。

ウクライナ問題で、日本でもさらに食糧問題が深刻化しつつあるとき、
「目を背けたらあかんよな」と思い
ドキュメンタリー映画「百姓の百の声」を観てきた。

前半はアンソロジーっぽくて「少しまとまりがないかな?」と
思いながら観てたけど、
後半になり、それらが積み重なって、
お百姓さん個人の知が、日本全体の集団知に、
なっていく感じが素晴らしかった。

そこで見えてくる敵は、明確には言わないけど、
種苗法やグローバル企業なんちゃうかな〜とは思った。
「農家を守る」と言いながら、
種苗法って、農家の自主努力やモチベーションを拒み、
最終的にはグローバル企業の利益につながるんちゃうやろか、
とか考えてしまった。
この辺は勉強不足なんで、まだまだ自分の意見としては、
言えるレベルやないんやけど。

最後の方の岡山のおっちゃんのキャラクターや、
高知の虫を使った害虫対策は、むっちゃおもろかった。
日本の若い人が、誇りを持って、農業のできる世の中になりますように!

蛇足かもしれんが
「近くて遠い」とかキャッチフレーズ周りの
ちょっとセンチメンタルに傾いた言葉は、
内容に目を向けさせるには、遠回りになるような気がした。

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