家族愛を阻むものなど、この世に必要なのだろうか。BBBムービー「愛しきソナ」。

公式サイト

今、第七藝術劇場で、ヤン・ヨンヒ監督作品のデジタルリマスター版を
公開
してるので、
唯一観のがしてた「愛しきソナ」を観に行ってきた。
(他にも、全国各地で公開。または公開予定。
詳しくは公式サイトの劇場情報で)

海を超え、国を超え、イデオロギーを超え、
家族の愛情が深ければ深いほど、悲しくて、腹が立った。
この家族愛をさえぎっている、国というものの存在が、
腹立たしくて仕方なくなる。
彼の国がどうとか、日本がどうとか、
その前に国というもの、そのものの存在が、
「必要なのだろうか」という根本に戻ってしまう。

ソナが、そしてソナの兄弟、従兄弟たち、
その父親(ヤン・ヨンヒさんのお兄さんたち)が、
愛おしくて、切なくなる分、腹立ちが納まらなくなる。

今は、もう会えなくなってしまった、ソナと監督のヤン・ヨンヒさん。
いつか、なんの障壁もなく、
会える日の来ることを願わずにはいられない。

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