展覧会「聖地 南山城」@奈良国立博物館。

沖縄の皆さん、および沖縄好きの皆さんは、
「なんざんじょう」もしくは「なんざんぐすく」
と読んでしまうかもしれませんが、
「みなみやましろ」です。

地域としては、「南山城」の名前の通り、京都府の南端なのだが、
実は、奈良市と隣接してるので、
歴史的にも奈良との繋がりの深い地方。

その「南山城」の仏教彫刻などの展覧会「聖地南山城」が、
奈良国立博物館でやってたので、行ってきた。
広報大使(仏像大使)を
みうらじゅんさんといとうせいこうさんがやってたこともあって、
始まる前から「行かなきゃ」と思ってたんやけど、
気がついたら、9月3日までの日曜までだったので、
焦って、9月2日の土曜に行ってきた。
ほんまは土日、行きたくないんですけどね。

みうらじゅん(イラストレーター)さんと、いとうせいこう(作家・クリエイター)さんが仏像大使に就任

今回の展覧会は浄瑠璃寺の九体阿弥陀仏の修理が
終わったタイミングで開催されたらしく、
そのうちの二体が展示されていた。
浄土思想の流行った平安時代後期、
九体阿弥陀堂はいくつも建てられたらしいが、
現存するのは、ここ浄瑠璃寺だけらしい。
二体でもすごかったけど、
これが九体並ぶ姿はすごいやろうなあ。
展覧会終わって、浄瑠璃寺にお帰りになられたら、
浄瑠璃寺、行ってみようと思う。

浄瑠璃寺と、その近くの岩船寺、
会社辞めてから、行きたいと思ってた場所のひとつなんやけど、
まだ行けてなかった。
何度か行こうとしたけど、雨やったり、体調悪かったりで、
延期してたんやけど、
この修理が終わるのを待ってたんやな!
と考えることにした。

この辺りは、ワシが小学生の頃、親父に連れてってもらい、
両寺や、その周辺にある野仏に感激したり、
野菜や果物の無人販売を初めて見て、
ビックリしたりした場所でもある。
あれから50年近く経って、
あのあたり、どうなってるのか、楽しみやな。

奈良国立博物館の展覧会で楽しみなのは、
いつも、仏像が、フロアの真ん中あたりに展示してあって、
あまり観ることのない、背中側から観られること。
今回も、いろんな仏像、背中から観たり、
光背だけが展示してあったり、
他ではあまり観られない鑑賞の仕方ができて満足の展覧会であった。

館内も思ったほど混んでなくて、
ストレスなしに鑑賞できました。

お楽しみのみうらじゅんさんといとうせいこうさん監修のグッズは、
なかなか抜けてておもろかった。
お土産に、フォトスタンド買ったけど、
これ、実際使う時は、みうらじゅん色、いとうせいこう色、
まるでなし、やな。

自分用には、お薬手帳と光仏ライトペンを購入。
お薬手帳は、使う勇気が出るかどうかやな。

光仏ライトペンは、ボールペンについてるスイッチ押すと、
光り輝く十一面観音さんが出現!
なかなかのアホらしさですわ。

展覧会途中、ふと思いつき、奈良市内に住んでる同い年のCMディレクター
松永さんに連絡してみたら、
たまたま時間空いてらっしゃって、
近鉄奈良駅の近所の居酒屋さんで昼飲み。
実際会うのはむちゃくちゃ久しぶりやったんやけど、
やはり同年代、いろいろ同じようなこと考えてて、
すごい楽しい時間過ごさせてもろた。
夜、ワシが大阪で用事あったので、
1時間くらいで別れたけど、
もっとじっくりお話ししたい時間でございました。

半日やったけど、久しぶりの奈良、楽しかったです。

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