ちょっとキツかったです。BBBムービー「いずれあなたが知る話」。
※否定的な内容と多少のネタバレを含みます。
どちらかでも避けたい方はスルーしてください。
うむむむむむ。
タイトル観た時から、少し変な感じは持っていた。
PILの「This is what you want」ってアルバムタイトルを聞いた時と同じような違和感。
（あ、アルバム自体は大好きなんすがね）
なんか「ワシはわかっちゃってるもんね」的な、
スノッブな、上から感とでも言うんだろうか。
ただ内容が面白そうだったので、観に行った。
「こんな盛りだくさんっぽい内容の割には上映時間が短いなあ」
というもうひとつの懸念を抱きながら。
うむむむむう。
やはりワシにはキツかったなあ。
現代の日本の抱える闇的な部分、
あれも、これも、どんどん盛って行く。
社会、人間関係、、。
そのひとつひとつの描写には、
うなづけるところもあるのだが、
「おいおい！こんなに盛ってしもて、
上映時間考えると、ああいう終わらせ方しか、
考えられんのとちゃう？」思ってしまった。
そこを気持ちよく裏切ってくれれば、
好きな映画になってたのかもしれないが。
果たして、ワシの予想を裏切ってくれることはなかった。
そうなると、「いずれあなたが知る話」というタイトルも、
「だって、こんな社会ですから」という
言い訳っぽく聞こえてしまう。
うむむむ。
すみません。
こんな話しか、ワシにはできない映画でした。
あくまで個人的感想なので、
この映画を好き、という方と、論争などをしたいわけではありません。
ご勘弁ください。
