遂に!!太陽の塔内部見学。

やっぱり太郎は凄かった!!

今日はお昼からお休み頂いて、
ネットで予約した太陽の塔の内部見学に。
数ヶ月前、全然空きがなかったのだが、
毎日チェックしてたら、ある日、
一名だけキャンセルが出たみたいで
空いてたので、すかさず予約したら
月曜だったんやけど、
この際、月曜でもいい!早く行きたい!
と押し切ったのであった。

残念ながら、内部は撮影禁止なので、
それはこちらでご覧ください。
(予約もこちらからできます)

展示は主にふたつ。
「地底の太陽」と、「生命の木」。
ふたつとも太郎の幾何学や現代科学を踏まえた上で、
それを軽く飛びこす異形なまでの才能を感じることができた。
これは再生事業をした方も大変やったろうな。
太郎の才能と、真っ正面からぶつからんと、
押しつぶされて、なぞるだけのもんに
なってたやろうな。
「地底の太陽」は、太郎の遺伝子に入り込んだ
歴史を可視化したもの、
「生命の木」は、地球上に生命が誕生してから
今までの時間を叙事詩にまとめたもの、
そんな感じがした。

しかし、これは万博当時に展示されたものの、ほんの一部らしい。
依頼されてから3年と満たない時間に
これだけのものを構想し、作り上げてしまう。
太郎の才能と、それを支えたチームに頭が下がって仕方ない。
そして、万博終了後、他のパビリオン同様、
潰すことになってた太陽の塔の、保存運動をしてくれた無数の方々、
そして、では残そう!と判断したお偉いどなたか、にも感謝いたします!

内部のパネルにも書いてたけど、
1970年当時、みんなが明るい未来を信じ、
夢のような展示ばかりしてた中で、
唯一、根源に戻ることを提唱し、
未来にも警鐘を鳴らした太郎、
生きてたら、今の時代を見て、どう思うのかなあ。
とか考えてしもた。

ほんまに生きてる間に見られて良かったですわー。

内部見終わってから、改めて外を一周。
やはり外から観てもすごい。
何もアホみたいに高いもんばかり作らなくても、
スカイツリーに比べたら子供みたいな高さのもんでも、
こんだけ存在感あるもん作れるんやな。
考えたら通天閣かて、そんな高ないもんな。

ほんまは、ついでに国立民族博物館に
寄ろうと思ってたんやけど、
太陽の塔に圧倒されて、
もう何も頭に入りそうになかったので、
そのまま、帰ることにした。

帰り道、「では万博はやった方がええのか?」と、考えてみたが、
平日とは言え、人のまばらな公園、
太陽の塔と民博以外は、ただ老朽化して魅力に乏しい施設、
あの頃と違い最先端のものの情報を
いくらでも手に入れることのできる状況を考えると、
やはり万博はワシが思うに
20世紀において行くべきもんやと結論づけたのであった。
太郎が今おっても、そう考えるやろうと思う。
他のとこで、また違う業績残すんやないかな。

追記:グッズに期待したのですが、
地底の太陽や生命の木関連のものは、
ほとんどなく、見たことあるような
ものばかりだったんで、
今回は購入せず、です。

追記2:説明プレートが1970年当時のものそのままだったり、
生命の木の上の方にいるゴリラが、放置されてた間に
頭が崩落してしまい、骨組みむき出しになったものを
そのまま公開してたり、1970年当時を思わせたり、
そこから今までの時間を感じさせたりする工夫にも感心しました。

【これから内部見学に行かれる方への注意】

時間を決められてますが、
早めに行けば、早く入れるみたいです。
ワシは15時30分の回でしたが、
15時10分くらいに着いて、
すぐ入れてもらえました。
生命の木は、16人ずつ、ミニツアー
みたいな感じで回るので、ゆっくり見られます。
早めにその16人に入れば、見学し終わるのも早くなるってことです。

内部ではかなり階段を登ります。
足の悪い方は杖などを
忘れないようにしてください。

今現在、中央口は大阪府北部地震の影響で
封鎖されてて、東口からの入場になります。
モノレールだと、万博公園駅から、
乗り換えて公園東口に回ってください。

公園東口からだと、歩いて15分くらいかかります。
乗り換えなどの時間も考えると、
万博公園駅から中央口経由で行くより、
30分程度、多めにかかると考えた方が
いいと思います。

公園東口から太陽の塔までは、
あまり日影のない道を通ります。
夏場で日差しの強いときは、
水分補給を忘れずに。

コメント欄の賑わいがすごかったです!
(20230629記)

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