夜久一 / ヨダカノホシ / ムロ3ダースfrom The Familytone@ハードレイン。

先週の火曜は、平日のハードレインで豪華なスリーマン!
次の日、検査だったので、飲めなかったのが残念になるくらいでした。

まずはThe Familytoneからのお二人、ムロ3ダース。
ハッピーで力強い、ちょいとファンクでアメリカンな音、
こういう音聴くの、久しぶりやなあ。

ちょっとノイジーでポップさもあるギター&ボーカルと
突き抜けるようなドラム、二人だけでも、
前に前に迫ってくる力強い音圧。
この二人だけでも、かっこいいけど、
ここにベース入ったら、さらにカッコよくなるんやろなあ、と想像してもた。
ちなみに、この二人だけでやるのは、初めてのことらしい。

「ライブアンダーザスカイ」はかつてあった、
ワシも何度かお邪魔したジャズフェスのイメージからできた曲らしいのだが、
ワシはなんとなく10CCとかプレイヤーの「ベイビーカムバック」
とかを思い浮かべてしまった。
イントロの感じとファルセットで、かな?

おおお!路線ちょい変わってオジーオズボーンのカバー!
つーても、そんなヘビメタな感じではなく、
メロディアスやな。
オジーオズボーン、あんまりよく知らんけど、こんな曲もあるんやね。

そして久しぶりの夜久一くん。
実はハードレイン初登場らしい。

ああ、この自分の中にズブズブと沈んでいくような感覚、
夜久くんならでは、です。
ギターの音のひとつひとつ、声のひとつひとつに、表情がある。
「悲しそうに歌う」とか「切なそうに弾く」とかではなく、
音そのものが、そして音のつながりが、
ギターとボーカルの関係性が、
既に表情を持ってる気がする。
だからその上に表情をつける必要もない。
ただまっすぐ歌うだけ、ただまっすぐ弾くだけで、
グッと心、鷲掴みにされる。

まあMC始まると相変わらずですがね(笑)

お、聴いたことない曲。
しばらく来れてなかったからなあ。
夜久くん、日々進化してるんやなあ。
まだライブで歌う回数が少ないからか、
多少のぎこちなさもあるけど、きっと名曲に育つ予感。
名曲は、場数で育っていく、というのが、
ワシの勝手な持論です。

お!これも初めて聴くなあ。
ボーカルとギターがユニゾンで歌うゆっくり目の曲。
なんかちょっと民謡が混じってる感じで、
むっちゃかっこええ。
そのままメドレーで続けた曲も、すごかった。
優しく美しいのに、めっちゃ圧のある曲でした。

最後はスライドギターで、ちょいメロウに。
夜久くん、構成も上手くなったなあ。
ほんま、こまめに観ないと、どんどん成長して行ってまうわ。

トリはヨダカノホシ。
ほんま豪華なスリーマンやなあ!
この日は、コントラバスの井上さんだけ欠席、
サックスの川上さんが前回に続きゲスト出演で、総勢8名。
そー言えばサックスの川上さんとクラリネットの拓郎くん、
同じ大学の先輩後輩ってゆーてなかったっけ?
先輩後輩共演やな。
で、拓郎くん、いつの間にかダリさんみたいなヒゲ伸ばしとる!

ピアノソロから始まる。
途端に広がるうらびれた夜の町の風景。
なんかハードレインの壁、合うてるなあ。

おお!前回との違いで言うと、クラリネットとアコーディオン。
ワシ、どっちも好きやなあ。
ギラギラ、テラテラ、うごめく怪しい生き物。
その怪しさの裏にある哀しみ。
ただ怪しいだけやなくて、その哀しみがあるから、
ワシはこのバンドに惹きつけられるんやろなあ。

そして時にはプログレか!思うほど、
複雑に入り組んで爆発する。
まっこと、おもろいバンドですきに!

今日は薬缶くん、テーブルの上で煙を吐きます。
「お化けのタンゴ」っす。

タンゴで疲れたのか松本くんしばし休憩タイム(笑)
自由なバンドやなあ。
拓郎くんがボーカル。
こんなやり方できるんも、
みんながそれぞれソリストとしても力量あるからやろなー。
そー言えば、このバンドではジョンソン、歌ってないもんなー。
あんなボーカリスト、温存しておけるバンドなんや。

お!バケツドラムとドラムのバトルの間に拓郎くん、
セーター脱いだぞ。何が始まる?

…暑かっただけみたいっす(笑)

最後はアイリッシュパンクな曲「今日は一人でじゃない」。
ああなんか嬉しい。管楽器二本の威力!すげえな!!

めっちゃええライブやったんで、
残って出演者や知り合いの観客と、
余韻を楽しみたかったんやけど、
そうしたら、絶対酒飲みたくなる、
「まあええか!」と飲んでまう可能性が高い。
自分の弱さ、ダメさを心得てるワシは、
心が動かないうちに店を出て、
スーパーで買い物して、
バスで家路に着いたのであった。

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