料理という芸術を、映画という芸術で描いた映画。BBBムービー「ポトフ 美食家と料理人」。

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ストーリーはいたってシンプルだけど、
調理シーンを丹念に映しながら、
その中に、心の動きや交流を描き出す、めっちゃ大人な映画でした。
「調理シーンにこんなに情感入れられるもんなんやなあ」と感心しました。

役者さんたち、演技に加えて、調理の腕も鍛えなあかんし、
動きも、完璧に段取っとかないと、こんなふうには、撮れんやろうし、
ほんま大変やなあ、思いました。
その役者さんの動きを捉えるカメラワークも計算され尽くしてました。
「どんだけ動線とか考えて、どんだけリハーサルしたんやろう」思うと、
気の遠くなってしまうようなプロの技を観せていただきました。
スタッフだろうと、出演者だろうと、
ワシの海馬では、到底、覚えきれない、すごい積み重ねで出来てる映像やと思います。

それでいて、調理シーンは、なんか舞踊を観てるような気分になるくらい、
軽やかで、無駄なく、美しくさえあります。
そういうのを観てると、
「料理って、ほんま、その民族の歴史や文化の蓄積の上に、
料理人個人のクリエイティブが乗っかってる、現在進行形の芸術なんやなあ」
ということが、ズシンと伝わって来て、
何だか手を合わせたくなるくらい、
神聖なものに感じてしまった映画でした。

ちょいしまったなー、思ったのは、
昼飯押しで観てしもたこと。
観てると、腹減って減って。。
ああ、あの料理、全部一度食べてみたいです!

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