心が開くと、笑わない子どもなんていないのかもしれない。BBBムービー「最悪な子どもたち」。
子どもたちが登場するドラマを創るノンフィクション、
なのか、そういうテイをしたドラマなのか、
観てる間に、訳がわからなくなってきた。
けど、どちらにしろ、スクリーンには、剥き出しの、
本物の子どもたちが、等身大で写ってるのだということは感じられた。
苦しい生い立ちに心を閉ざした子どもたちが、
映画撮影を通して、自分と向き合い、
生きることの意味を考え始める。
「映画セラピー」と言ってもええような映画やなあ、と思う。
最後の少年の笑顔には、やられてしまった。
「人間というのは、心が開けば、あんなええ笑顔ができるんやな」と思った。
逆に言うと、あの少年が、ずっと笑えなかったのは、
誰にも心を開けてなかったからなのだろう。
この映画で撮ろうとしてた、ドラマの方だけの映画も観てみたいです。