どんでん返して、家族の物語へ。BBBムービー、泣き①「人生は、美しい」。
昨日は、映画を3本、それぞれ別の映画館で観て、
ヘトヘトになったのだが、どの映画もみんな泣けてくる映画で、
涙腺が炎症起こすんやないかと思うくらい働きずくめやった。
まずは、この映画。
余命2ヶ月って話なんやけど、泣きどころは、そこじゃない。
「これ、ほんまに余命2ヶ月の人なん?」て思うくらい、
主人公は、明るく、前向きでおっちょこちょい。
だけど、それだけに、後半の展開がググッとくるのかもなあ。
前半の旦那は、ほんまに腹立つけど、
主人公の子どもたちへの接しや、
その反動の子どもたちの親への接し方も、
かなりイラっとくる。
そういう意味では、今の韓国の平均的な家族の抱える問題に、
迫ろうともしてるんやろなあ。
途中、ロードムービーっぽくなるところが、
ロードムービー好きのワシのお気に入りかも。
けど、その旅の目的が、観てる人の予想を裏切る、
その裏切り方、上手いんよなあ。
そこで、テーマを家族の問題にうまく舵取りしてる気がした。
ワシ、朝ドラでも、主人公の幼馴染の女友だちに、
一番思い入れしてしまう癖があるんやけど、
この映画でも、最後の方に、
幼馴染の女友だちが出てきて、
ハグし合う姿に一番ホロっときてしまった。
ミュージカル仕立ての映画なんだが、
ちょっと別嬪さんやけど、おっちょこちょいの主人公と、
全く冴えない、フットボールアワーの岩尾みたいな旦那さん、
それを取り巻くおっさん、おばはんの歌って踊るは、
相当おもろくて、前半は、ずっと笑いながら観てました。