ラブラブスパーク(長谷川一志)&大石みつのん@サロン・ド・毘沙門。

こないだの土曜日は、久しぶりに京都元田中のサロン・ド・毘沙門に。
せっかくの節分だったので、早めに出て吉田神社の節分祭に寄りたかったのだが、
家でゆるゆるしてて、気がついたら、ライブギリギリの時間に。
ああ、いつもそうなんよなあ。なんとかならんもんか、
思いながら、キッチリ、大好きな叡電に、一区間だけ乗って、サロ毘に到着。

この日のライブは、ラブラブスパークこと、長谷川一志さんから。

おや、毘沙門てミラーボールあったかしら?
華やかでよろしいな。
ほんで一志さんのライブは、やっぱり楽しいなあ。

中高時代を過ごして、今、大変な状況にある石川県でのその頃を歌った曲、
この曲、切なくて好きなんやけど、伴奏がなんかを思わせるなー、
とずっと考えてて思い出した。少し関西古紙(笑)
ワシ好きなんすよねー、関西古紙の曲も。
まあ、ほんのちょっと似てるだけですけどね。

一志さんの音楽は基本ハッピーなのだが、
その裏には、人一倍真面目で、繊細な心がチラチラ覗く。
だから切なくて優しい曲も、ハッピーな曲も、
見えないところで、繋がっている、と感じるのかもなあ。
まあ聴いてる方は、ただ楽しめば、ええんすが。

で、対バンは、久しぶりの大石みつのんくん。
ほら!歌始まる前から、もう、おもろい!

一曲目、二月末にサロ毘にとんちピクルスさん来るらしいんだが
「本人が来る前に」てことで、「遠くでひばりも鳴いている」(笑)

とんちバージョンそのままやなく、
みつのんバージョンになってるのが、
オリジネーターへの敬意と、ミュージシャンとしての矜持を感じて、
ええなあ、と思います。

ついでに、今後のサロ毘告知。
みなさん、よろしくです!

みつのんくん、ほんまに楽しいんやけど、
よう聴くとテクニックはすごいんよねー。
けど、そのテクニックを見せつけるのではなく、
ワシらを楽しませるために総動員してくれる。
ほんま素晴らしい、根っからのエンターテイナーっす。

めちゃくちゃ激しく「テニス」
しかし、なんのための激しさ?(笑)
意味のないことってのは、実は、一番意味あることかもしれんなあ、
と、ふと思う。

1944年、戦時下のアメリカの歌をやってくれた。
「 If You Can’t Smile And Say Yes」。
甘いメロディやなあー。
戦争中に、この余裕。
こりゃ戦争負けるわあ。

ああやっぱりみつのんくん、ええなあ!
気付いたら、ワシご機嫌さんで、酒、ぐびぐび飲んでました。

おお!ルースターズの「どうしようもない恋の歌」。
これ、みつのんくんやるは初めて聴くかもー!
みつのんくん、ルースターズ好きなんや!
さすが博多っ子。なんか嬉しいなー。

ちょっとバラード調で、この曲をこんな感じで聴くのも初めてやな〜と思う。
みつのんくん、引き出し、ほんまなんぼでもあるなあ。
音楽がほんまに好きな証拠やなあ。

最後は一志さんと。ああ!むちゃくちゃ楽しいー!

アンコールはできたばかりの、まだ題名のない曲。これがまたよかった。

一志さんと、みつのんくん、同い年らしい。
二人とも演奏中、帽子飛ばしたけど、
帽子の下がかなり違う(笑)

終わってから、久しぶりにみつのんくんとゆっくり話ができた。
最近の流行りの音楽のこと、
「すごく上手くて、考えられてて、いい曲もあるけど、
化学繊維みたいな感じがする」って言われて、
むちゃくちゃなるほどな〜〜て思った。
ワシもやっぱり天然素材が好きなんやなあ。

ほんまに楽しくて、ええ夜でした。
ワシ、サロ毘での演者と観客の距離感、なんかすごく好きなんやなあ、
と改めて思いました。
近さはもちろんあるやろうけど、
カウンター席が、演者とほぼ同じ目線の高さになるのがええのかな?

皆さん、この後、吉田神社に行くらしく、
この日は早終い。
気分ようて、ワシ、このままやと泥酔コースに雪崩れ込みそうやったんで、
早めの時間に帰れてよかった。
ちょっと皆さんとご一緒したい気持ちもあったけど、
帰りも叡電で一駅、乗りましたとも。

帰り、出町柳駅で。
そっか、節分終わって、
世の中はヴァレンタインまっしぐらかー。

「すべての恋人たちが幸せでありますように」
とか、生まれ変わっても、言うもんか。

ケッ!

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