風圧注意!BBBムービー「ミッシェル・ガン・エレファント “THEE MOVIE”」。
解散から6年経った2009年、ギターのアベフトシさんがなくなった頃、
公開されたミッシェル・ガン・エレファントの2003年のラストライブの映画が、
チバユウスケさんのご逝去を受けて、再上映された。
2009年には観逃してたのもあって、
ドキドキしながら観に行った。
いやあ!すげえすげえ!
映画なのに、ライブの風圧を感じた気がした。
4人ともが、限界ギリギリのところで演ってる気がする。
解散直前なのに、このパワーと初動感!
「解散がもったいない」って人も多かったと思うけど、
きっと、この初動の衝動が失われないうちに、
終わっておきたかったんちゃうかな、思った。
これだけ人気のあったバンドなので、
きっと新作を出さずに、
往年のヒット曲を演奏するだけのライブでも、
集客できただろう。
過去のヒット曲の焼き直しのような新曲でも、
喜ぶファンは大勢いただろう。
けど、彼らは、それを潔しとしなかった。
ミュージシャンとしての矜持を感じるなあ。
けど、そういうオールドファンの一人としてでもええから、
もう一度、生のライブ観たかったなあ!
そう思わずにはいられない映画でございました。
改めて、チバユウスケさんとアベフトシさんのご冥福をお祈りします。
【追記】
若い頃のクハラカズユキさんは、意外にも童顔でかいらしかったです。