これ、ほんまにドイツ映画なん?死期を悟った二人の、キュンとするブロマンス。BBBムービー「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」。

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死を意識した友情の話なのに、全編に漂うドタバタ具合や、ユーモアのセンス、
むっちゃ上質なアメリカ映画かイギリス映画のお得意分野に思えるのだが、
ドイツ映画なのであった。

雑で、バカで、ありえない展開の脚本やけど、
そんなことが全然気にならない。
もう理屈なく「この映画、好き」と思っていた。

たぶん、あえて雑にしてるんやないかな。
「そんなこと、どーでもいいの!楽しければ」
こんだけ銃撃ちまくるのに、誰も死なない映画、
それも「だって、撃つシーンは入れたいけど、死ぬシーン、入れたくないやん!」
て感じかもなあ?
うんうん!それでいい。それがいい。
ドイツでも、こんなお気楽極楽な映画、作るんやなあ。
なんかめちゃ嬉しくなってくる。

思いっきり楽しんだ分、
最後は、ほんまに切ないまでに悲しくなる。
で、余計に「この映画、好き!」が増していく。

ワシも、男でも女でもええから、
こんだけ心が繋がってるやつに看取られて死にたいわー。

けど、途中、ワシ以外の笑い声、聞こえんかったんやけど、
笑ったらあかんかったやったのかな?

ロードムービーで、
どんどん犯罪重ねていくけど、
その度、おもろなっていく感じとかは、
テルマ&ルイーズの男版的な爽快感も感じたな。

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