一生のうち、自分として生きる時間を、できるだけ長くするためにも。BBBムービー「夢みる小学校 完結編」。
以前に観た映画の完結編、
と言うか、その後の子どもたちをプラスした形の映画。
前回見た時の感想は、こちら。
中には、顔覚えてる子もいて、「大きくなったなあ」とか、
親戚のおじさん気分で観てしまった。

ワシの場合、ずいぶん長い時間かけて
「結局、自分自身としてしか生きていけんのやなあ」と分かった気がする。
溌剌としてなくてもええし、地味でも構わないので、
「自分とは」、「自分らしさとは」、を早く見つけた方が、
自分として生きていける時間が長くなるんよなあ。
それをきちんと見つけてる(ように見える)この子たちが、ほんまに羨ましい。
そして、自分の考えや意見って、自分が自分として生きてないと
生まれないもんなんやないか、と思った。
こんな教育機関がもっともっと増えてほしいな。
卒業のときの子どもたち一人一人に感動してしもた。
ほんまにこの学校を愛してること、自分がこの学校でどう変わったか、
ちゃんと自分の言葉で語っていた。
この学校の教育が、ちゃんと子どもたちの中に生きている。
少し知りたかったのは、卒業する中学生たちで、
従来型の教育システムの高校にも進む子もいる感じやったけど、
こういう自分で考える教育体制で育った子どもたちが、
記憶主体の高校受験に、どう立ち向かったのだろう、ということ。
そうじゃない受験も今はあるのかな?