何を観たのか、いまだによくわかってない。BBBムービー「FEAST 狂宴」。
登場人物誰一人、心理がどうしても理解できないのだが、
それがフィリピンの国民性に因るものなのか、
この映画固有のものなのかは、分からない。
一人一人を見ると、どの人も家族を愛し、
思いやりもある善良な人々で、
心底悪い人間は、一人も出てこないのだが、
この人間関係がグロテスク過ぎて、
もっと破滅的なカタストロフに向かってるのだとばかり思っていた。
父を交通事故で殺した(となってる)人の出所祝いのパーティーを、
準備する遺族たち、って、何よ。
最後、ああやって、終わるんだ、、。
何観せられたんやろう、ワシ。
まだその「何観せられたか」には、
辿り着いてはいないが、
この映画のテーマが「家族」で、フィリピン社会の「格差」なんだろうな、
ということは、分かる。
出てくる料理は、みんな美味そうでした。