映画三昧の8月6日②「ココロ、オドル」

…承前。
七藝で、いきなり声かけられたので、びっくりした。
が、声の主は川島くん。
ワシが遭遇する率ナンバーワン人物である。
川島くんは沖縄好きで、この映画の監督にも詳しい。
驚くには当たらないかもな。

急いで、コンビニでフリスクとコーヒー買って映画館に戻る。
知ってる人と一緒に映画観るなんて久しぶりや。

さて、映画。

(なぜか公式サイトに行けないので予告編です。)
監督は、琉神マブヤーのいっちゃん初めのやつや、
ハルサーエイカーの演出、岸本司さん。

慶良間諸島(たぶん座間味?)の民宿をベースに
3つの家族を描く、オムニバスっぽい作りの映画やった。

一個目のエピソードがちょっと劇的に問題解決しすぎたので、
ん?と思ったが、
後半に向けて、どんどん良くなっていく印象だった。

ちょっと映画的な飛躍はあるけれど、
「沖縄=楽園」と言う図式のパラダイス映画
(ワシが勝手に呼んでます。)ではなくて、
沖縄で生きる人々の現実から目を背けないで作った映画だと思った。

二つ目のエピソード、三つ目のエピソードとも、
きっぱり問題が解決するわけではないけど、
ちょっとだけ、希望が見えるようなストーリーが、
沖縄で生きる人々を描きながら、
嘘にならないレベルで、その人たちに希望を感じてほしい、
と言う気持ちが感じられて、
スッと気持ちいいものが喉からお腹に落ちて行った。

ところどころに散りばめられたユーモアのセンスは、
さすがにマブヤーやハルサーエイカーの監督さんだ。

観終わると、6時過ぎ。
さて次の映画まで二時間半ある。
誰かと映画観た後の楽しみは、
その映画についての感想合戦だ。
そして、ここは七藝。
真向かいに得一がある。

もちろん、川島くんと得一に入る。
観てきた映画のこと、あーだこーだ、
8月下旬には七藝で公開されるカメジロー 第二弾のこと、
もうすぐ一緒に行く予定の寺尾紗穂さん、大城美佐子さんのライブ、
こないだのワシの送別会…。

眠気と戦って映画を観てるワシには、
酒飲んでの映画鑑賞はハードなので、
上映の30分前くらいには、酒をストップして、
お茶でも飲んで冷まそうと思ってたのだが、
ワシが「もう一杯!もう一杯!」と引き留めて、
ギリギリまで飲んでしまった。
得一でひとり2500円は、十分ベロ酔いする値段だ。

銭湯マニアの川島くんは木川の銭湯に向かう。
さて、ワシは、寝ずに映画を観られるのか?

③につづく。

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