飯田華子ワンマンライブ「筆おろし」@釜晴れ。
今日は、めっちゃ久しぶりの西成。
釜晴れで飯田華子さんの紙芝居ライブ「筆おろし」を観に行ってきた。
なんで、そんな曰くありげなタイトルかと言うと、
今日から何日間かかけて、飯田さんが釜晴れの壁に壁画を描くらしい。
その一筆目を本日、公開で描く、ということで、このタイトルなのだ。
飯田さんの芸風ともマッチした実に秀逸なタイトルと言えよう。

陰毛のあるかっぱを描き終えたところで、今日はここまで。
味のあるええ絵やなあ。
動きがあるのも、いい。
これから、この絵がどんどん増殖していくんやろか。
めっちゃ楽しみです。
なんとなく、全国の秘宝館に絵を描いてた倉地久美夫さんのお父さん、
樺山久夫さんのことを思い出す。
で、ライブ。
「淫乱お京と売女のセツ子」を皮切りに、エロくて、アホで、
ダメで、哀しくて、馬鹿馬鹿しくも考えさせられるお話が、
次々に展開される。
動画は見つからなかったけど、今の自粛などの状況を
吸い取った新作も秀逸やった。
笑いながら、なんか心にオリみたいな飲み込めないモノが残ってゆく。
深い芸やなあ。
ただ、奇妙奇天烈なことをやろうとしてる人には出せない
深みや面白みやと思う。
「よくわかってないんですが」と言いながら、
ご披露頂いたラップも楽しかった。
いやあ、楽しく、柔らかく、しなやかに、スルスルっと、
突き抜けていかはる。
センスの良さとか、頭の良さがないと、
エントリーすらできない芸域なんやないかと思った。
本日の釜晴れご飯は、お弁当の予約制やった。
「なんでそんなシステム?」って思ってたら、
今の事態を受けて、大皿から分けるようなシステムが
できなくなってるんやな。
事前に決まった数の弁当を準備して、それぞれに渡して別々に食う。
そんなことせんとあかんようになってるんや。
けど、そこまでして、ライブをやってくれるお店の人に、
ほんま頭が下がりまくる。
早苗ちゃん、カオリーニョさん、ありがとうございました!

お弁当、会場では、あまりお腹減ってなかったのと、
最近お腹いっぱいになると、猛烈に眠くなるのとで、食べなかったけど、
家に帰って、完食させて頂きました。
むっちゃ美味しかった〜〜!
また、よろしくです!