家から5分(かからず)。「まほうびん記念館」行ってきた。

すんません!ワシ、ウソをついてました。
と言うか、知りませんでした。

先日、造幣博物館に行ったとき、「うちから最短距離」と紹介しましたが、

大幅に記録更新いたしました。
造幣博物館の半分以下、歩いても5分、チャリで信号青なら1分くらいのとこ。
うかつ!!
で、本日行ってきました。象印の社屋内にある「まほうびん記念館」です。

前日までの予約制ですが、無料ですよ〜〜!
一日3回の見学時間設定で、何組受けるのか、とか定員があるのか、とかはわかりませんが、
ワシのときは、ワシ1名の予約やったみたいです。
もう独り占め気分ですわ。

入口で専用受話器を取り上げると、係の方が出てきます。
入口のすぐ裏手が記念館です。
係の人からタブレット渡されます。
タブレットで、コーナーごとの解説、聞けます。
今日は、ワシ以外客いないので、イヤホン無しで、音声流し放題っす。
なに?この贅沢な感じ。

まずは「まほうびんが生まれるまで」のビデオ絵本です。
原始時代の食糧を保存する技術の発見からお勉強しましょう。

人類初の真空構造の瓶のレプリカあります。
美しいです。

日本初の魔法瓶は、猟銃とか売る店で売られたそうです。
冬の猟とか寒いしね。

初期の魔法瓶、魔法水筒の虎目みたいな紋様が美しいです。

初期の卓上型市販品、だったかな?
「ペリカンポット」と呼ばれた、だったかな?

ここからは、魔法瓶の歴史を辿ります。
一口に魔法瓶といっても、携帯用、卓上用、アイスクリーム保存やお米保存用の大型など、
大まかに言って、3方向の魔法瓶があるようです。

色は違うけど、うちにあった気がする。

下世話な想像してしまいました。
しかも、象。。
吉田戦車さんの漫画、思い出しました。
「滅びゆく動物ごっこ」だったかな?
クスクスひとりで笑ってたの、係の人に聞こえてないか、少し心配。
ど下ネタですみません!!

たしか、コレに収録されてました。

あ、ちなみに係の人は、ポイントポイントでは出てきはりますが、
基本的にはほっといてくれるので、自分のペースで観られて嬉しかったです。

花柄ポット、あったあった!
うちにあったぞ!!
今、昭和生活用品流行ってるらしいっすね。
こんなん欲しがる人、おるそうです。

初期の据え置き型。蛇口下にある。
これは初めて見たな。

こちらは、象印さんの輝かしい歴史コーナー。

これも、見覚えあるな。
同級生が持ってたのかな?

初期の電子ジャー。
右のは、定食屋でよう見かけた気がするなあ。

見たことあるの、気になるのは、撮っておきましたよ。

ここは、象印に限らず、変わった魔法瓶を集めたコーナー。
真空構造の照明が照らしてくれます。
ここが、一番おもろかったかも。
照明、センサーになってるんですが、
ワシが中でじっと見つめてるので、
何回か、照明、落ちてしまいました。
どんだけ見とれてんねん!

まとめてご紹介。

ここまでは、歴史の話、魔法瓶技術は、宇宙開発にまで及んでるらしい。

で、なぜ、象印さんが、この天満にあるか。
って、考えたことなかったんやけど、
実は、大阪は。。

かつて、ガラスの先進地帯やったらしいのです。
中でも天満はその中心地で、ガラス技術者がたくさんいたことから、
魔法瓶産業が生まれたらしいです。
この石碑、何度も見たことあったので、そういう説明聞いて、めっちゃ腑に落ちました。
で、まほうびん記念館出た足で、石碑撮りに行きました。

あと、なんで「象印」なのかという疑問。
日本の魔法瓶産業は、その勃興期、東南アジアで、まず成功したらしいっす。
というのも、東南アジアで植民地展開してたヨーロッパ人の口に、現地の水は合わず、
衛生面からも一度沸かした水を保存しておく必要があり、
しかも高温地域なので、保冷の必要があったから、らしいです。

なので、象印さんに限らず、タイガーさん、エベレストさんと、
魔法瓶の会社名は、東南アジアに由来する名前が多いらしいです。
これも「なるほど!」な話でした。

この後、象印さんの創立から今までのビデオも観せて頂きました。
実は、ワシ、ライバルのタイガー魔法瓶さんの仕事を10年以上させて頂いてたのですが、
そのことは、言いにくくて、伏せておきました。

だから、というわけじゃないでしょうが、
お土産まで、頂いちゃいました!

象印さんのキャラクター入りのボールペンとメモパッド。
さすがに本皮ではないですが、ええ肌触りです。
このキャラ、名前何ていうのか調べたら「ぞうさん」でした。
肩から全力が飛び散るほど、まんまのネーミング。
まあ、社名が「象印」なんで、他の要素、加えるのもいかがなもんか、とは思いますが、
ド直球過ぎて、ビックリしました。

このメモパッド、なんか見覚えあると思ったら。

こんな近くで、無料で、工場見学の気分味わえて、工芸品も見せてもらった気分になって、
お土産までもらって、
ほんま、幸せな時間、ありがとうございました〜。

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