映画「ディナー・イン・アメリカ」。

いやあB級!!
いやあアホ!!
いやあダメ人間!!
いやあ雑なストーリー!!
でも好き。
この映画、好き。

ほんま無茶苦茶なパンクスと、
殻を破れない冴えない少女の、
不器用な、はちゃめちゃラブストーリー、
ディナー・イン・アメリカを観てきた。

最初は「無茶苦茶やな」て思ってたのに、
いつの間にか、この二人が愛おしくてたまらんようになってた。

あとから考えると映画の構造自体がパンクなんかもしれんな。
細かいツジツマとか、どうでも良くて、
初期衝動みたいなもんを、そのまま画面に焼き付けて、
理屈とか、そんなんじゃないところで、
納得させられてしまった。
最近の日本のテレビドラマみたいに伏線回収とか、
ちまちまやってたりは、絶対しない。

ふたりとも、美男美女では決してないのだけど、
最後には、ふたりともカッコよく見えてくる。
カッコいい以上に、ほんまに愛おしくなってしまう。

1年後には、観たことも忘れてるかもしれないが、
ほんま、観てる間、幸せな気分に浸れた。

それで、十分やな。

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