映画「素晴らしき、きのこの世界」。

ビジュアルとしてのきのこが好きだ。
図鑑とかうっとり眺めている。
バイブルとも言えるこの本では、ファーブルと南方熊楠の絵に痺れる。

なので、きのこの映画があると聞き、
内容も確かめずに、「素晴らしき、きのこの世界」という映画を観に行ってしまった。

う〜む。
思っていたのとだいぶ違った。
最初の方は、きのこの映像がふんだんに出てきたのだが、
CGだらけで、あまりグッと来ない。

途中からは、きのこ含めた菌類の話になったり、
きのこのもたらす幻覚作用の話になったり。
その幻覚作用で人間の脳が飛躍的に発達したって説は面白いけど、
「ほんまかい?」とどこかで思いながら観てた。

医学的な話も出てきて、きのこの可能性を語るのだけど、
幻覚作用の話とか出てきた後なので、
マユツバっぽく聞こえてしまう。
きっと医学的になにかあるような気はするけど。

最後は、なんだか、きのこを通じて宇宙と繋がるとか、
壮大な話になって、
映像はイメージ的なもので、
観念的な言葉で、グイグイ話を進めて行く。

なんだかスピ系の勧誘を受けてる気分になって、
ちょっとついて行けなかった。

まあ、ワシが違う方向に思い込んで観てしまったからかもしれんけど、
ワシのような「きのこのビジュアルが好き!」って人は、
よく調べてから行ってくださいね。

きのこに、サイケデリックな要素を求める人は、
映画でトリップできるかもしれません。

あ、ちなみにワシはきのこ、喰うのも好きです。
トリップは求めないけど(笑)

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