映画「リスペクト」。

※多少のネタバレあり。

映画「リスペクト」はアレサ・フランクリンの半生を描いた映画だった。

最後のシーンは、ドキュメンタリー映画「アメイジング・グレイス」の
教会でのゴスペルコンサートのシーン。
言わば、「アメイジング・グレイス」に至る、
アレサが、アレサになっていく過程を、
その苦悩とともに描いた映画だった。
あの教会コンサートを開催することになった話も出てきます。

なので「アメイジング・グレイス」を観た人には、
きっと興味深い話だと思うので、是非観てほしい。
観てない人は、おめでとうございます!
これから不世出の「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」
第一位に輝くアレサ・フランクリンに関する、
すごい映画をふたつも観られるのですから。

しかし、こういう映画を観ると、
次から次にアレサを襲う不幸や、葛藤や、ゾッとするような話、、、
そんなんのすべてが、偉大なシンガーを育てる肥料のように感じてしまうなあ。

ストーリーものの音楽映画観る時は、
その音楽のクオリティにビクビクしてしまうんやけど、
この映画は、子役含めて、ほんまみんな上手で、
ストレスなく、拝見できました。
でも、エンドロールで本物のアレサ出てくると、
やっぱり段違いの歌声に痺れてしもた。

いや、ほんま全然知らんかったアレサの人生、覗き観られたし、
何度かは泣きそうになるくらい波瀾万丈で、
ええ映画観た実感あります。
なんなら、NHKの朝ドラにしてほしいくらいの
山あり谷ありの女の人生です。

話変わるけど、たまにメジャーな映画観ると、
始まる前の関連会社のCIロゴの多さに驚いてしまう。
普段観る映画は、多くて三つくらいやけど、
5つ6つとかザラやもんなあ。
この映画では、3つくらいやったんで、
「お!ちょっと少なめやな」思ったら、
エンディングのあと、また3つくらい出てきた。
こんな映画観た続きで、メタリックなCGのロゴとか観たくないわあ。

あと、どうでもええ話ですが、この映画、
本編前の予告編とか入れると2時間半超える映画で、
若い人もけっこういたんやけど、
終わって、トイレに駆け込むと、
見事に同世代、もしくは上の世代で、混み合ってました。
ワシも最後30分ほど、尿意と戦ってたけど、
皆さん、そういうお年頃なんですね。

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