映画「CODA あいのうた」。
聾唖者の家族に囲まれた唯一の健常者の娘に歌の才能があった。
つまり家族は、その娘の歌を聴くことができない。
という設定から面白い少女の成長と家族の物語「CODA あいのうた」。
これ、元はフランス映画の「エール」で、これが面白かったので、
比較、という気持ちもあって観にいった。
ううむ、十分面白いのだけど、どうしても「エール」と比較すると、
話が整理されすぎてる気がするぞ。
ある意味、無駄を削ぎ落として、感動シーンに力点を置いてるんだろうけど、
個人的には「エール」のゴツゴツとした質感の方が好きかもしれない。
まあ、個人的な見解で、十分楽しめる映画だと思うんだけど。
娘たちの歌う曲が、ジョニ・ミッチェルだったり
デビッド・ボウイだったりするとこは嬉しかったな。
この映画で泣けた人、是非元ネタの「エール」もご覧ください。