映画「香川一区」。

「なぜ君は総理大臣になれないのか」の続編ドキュメンタリー映画「香川一区」。

去年の衆議院選挙をメインに描いている。
前作が見応えあったので、是非に行かなきゃ、と期待していった。
期待、以上に面白かった。

街頭演説のシーンの対比が面白かったな。
数にしたら、同じくらいかもしれないけど、
自民党の候補は黒服、背広族がほとんど。
小川さんの演説には背広は数えるほどしかいない。

前作が小川さん寄りに作られたことをしってる自民党候補の支援者は、
映画スタッフに難癖をつけて、追い出そうとする。
排除の理論、そのものだ。
それに比べる小川さん姿勢は娘の口から語られる。
「お父さんはアンチの人でも絶対に話を聞きに行く。」
この大きな違いは民主主義への理解の違いなんだと思う。
安倍元首相の「絶対にあんな人たちには負けられない」という言葉を思い出す。
自分に反対する人も含めて、国民なのだ、
その人もこの国でのより良い暮らしを求めて反対しているのだ。
という前提がなければ民主主義は成立しないと思った。
それと、娘が父のことを完全に理解した上で、
尊敬し、行動してることに、なんか胸が熱くなってしまった。

結果は、公表されてるので、言ってもいいと思うけど、
選挙区では小川さんが勝利する。
ここでも娘の言葉が印象的だった。
「正直者が馬鹿を見る、という世の中ではないと思えた。」
支援者の一人が「香川一区が数年後の日本の姿」になってほしいと言った。
本当に、そうなって欲しい、と心から願った。

これも、支援者の言葉だけど、
小川さん、心から国民のことを第一だと思えるなら、
50歳で辞めるという宣言覆すのは恥でもなんでもない。
60歳でも70歳でも気力が続く限り、やり続けてください。
まだできることがあるのに、気力も体力もあるのに、
途中で投げ出す方が、よっぽど恥だと思います。
意見が違ったら応援しないかもしれませんが、
ずっと見守っていきたいと思ってます。

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