朗読劇GEN@近鉄アート館 。

土曜は阿倍野の近鉄アート館に同僚の
福嶋左知子先輩所属の劇団「朗読GEN」の朗読劇の公演を観に。

お題目は芥川の「地獄変」と筒井康孝の「関節話法」。
いやあ、おもしろかった!
朗読劇と言っても、単に文章を読むだけではなく、
すべての言葉が、原作どおりのお芝居、と解釈した方がいいのかな?
言葉の割り振りとか、普通の原作ものの戯曲化以上に難しいかもしれない。
それくらい、本も演出も良く練られていた。
けど、あの文章量を記憶するって大変やなあ、
とてもワシにはできへんわ。

両方読んだことのある本なので、ストーリーは知ってて、
その分、芝居に集中出来て、楽しめた。
「関節話法」は、福嶋さんが主役で、コミカルな役を、
ほんまにおもしろく演じてて、何度も笑わせれた。
ストーリーを解説すると野暮になるので、
それは読んでいただくとして、いや最後の落ちまで、
一気に笑わせて頂きました。

外に出ると、ほんまに絵にかいたような美しい夕焼けに通天閣。

なんか、芝居の続きを観てるような気分になりつつ、
「ここまで来たら!」と一緒に観てた同僚と明治屋に寄って、
美味しい樽酒を頂いたのでした。

3年前、福嶋左知子先輩の朗読劇を観に、
近鉄アート館に行きました。

筒井康隆さんの「関節話法」での福嶋さんの演技が
ほんまにコミカルで腹を抱えて笑いました。
あんな大量のセリフ、仕事しながら覚えてはったんや。

その福嶋さんはこの7月、旅立たれました。
確か、この公演を最後に劇団は解散したはずだと思いますが、
福嶋さんにとても、これが最後の演技になったんやなあ。
あんな、コミカルな演技で。。
それが、すごく福嶋さんらしくて、
うなずきながら、涙が流れてきます。

芝居終わって外に出て見た西方は、見たことのない色をしてました。
福嶋さん、今は、あの見たことのない空の向こうにいらっしゃるのかなあ。
(20200828記)

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