太郎の呪術にやられてしまった。満足。展覧会「岡本太郎」@中之島美術館。
ようやく行って来たぜ。
中之島美術館で開催中の「展覧会 岡本太郎」。

関西で岡本太郎系のイベントやってたら、大抵行ってるんやけど、
今回のは、量、質とも、過去最高レベルちゃうかな。
四年前、ハルカス美術館でやってた「太陽の塔」に絞った展覧会で、
初代「黄金の顔」の現物が展示してあったのには驚いたが、
さすがに今回は、それはなかった。
他の展覧会にヒケを取ったって、そこくらいかもですわ。
子どもの夏休みも終わったらしいし、
会期もかなり後半に近づいてるし、
平日の午前中なんで、空いてるかと思ったら、
まさかのチケット自販機ホストダウン。

チケット買うのに、かなり時間かかったし、
ワシが普段行く展覧会よりは、やはり混んでたけど、
もっとすごい混雑、予想してたので、
「まあ、これくらいなら、、」な感じで観て回れた。
人間、キツめの予想しといた方が、後が楽になるもんやな。



なんか観てる間に、太郎が呪術師に思えて来た。
一枚の絵でも観る人に呪術かけてくるし、
それがこんだけ揃うと、その呪術のパワーがどんどん増していく。
おまけに、この展覧会を開催してる人、
展示内容や構成考えてるキュレーターも、
太郎の呪術に飲み込まれてる人たちなので、
さらにパワーが倍化して、
呪術の力が計り知れなくなってる。
ワシはもちろんそれにやられてしまったのである。
写真撮り放題(動画以外)だったので、
気になるのを撮って来たので、ここからは写真のキャプションで説明しますね。


上官の肖像画。
「こんな絵も描けるんや!」と驚く。

これは「黒い太陽」。
「太陽の塔」につながりそうな太陽系のもんは、
積極的に撮りました。

「俺だってわからないよ」で有名な作品。
なんとなくは、わかる気がしました。

現物は、もちろん初めてやけど。



太郎の中では、珍しい色使いやな。


やはり縄文とか、パプアニューギニアとか思い出す。


ワシんチじゃ、置くとこないけど。

昨今の排除アートとは、
全然思想が違います。


かっこいい!

躍動感あるなあ。

これは竹富島。

千の手らしい。

これのある風呂屋に行きたい




青山こどもの国にあるやつか。


やる気のないおっさんみたいでええ!



変更して良かった気がします。

太郎で揃えてたんやな。



うん、太陽の塔の親類やな。




渋谷駅で観た時の感激よ。

ちょっと息苦しくなるほど、
色に溢れてた。

最期まで、エネルギーの塊やったみたいやな。
少し、無に近づいてる風情もあるけど。


会場から出て、エントランスフロアに降りると、
「太陽の塔ふちこさん」の親玉みたいなん、おりました。

一階にはTaromanコーナーも!


グッズ、目移りするくらい充実してました。
さすが、絵画を個人には売らず、パブリックアート中心に制作活動したり、
ウイスキーの景品になることも辞さないくらい、
多くの人の中で作品が生きていくことを大事にした人やなあ。
Tシャツも、充実してたんだが、欲しいのに限って、サイズがなかった。
残念な反面、買わずに済んだ、という気持ちもありました。
買ってしまったお宝たちは、こちらです。

太陽の塔は、中身わからず買う海洋堂のシリーズなんやけど、
これになってしもたか。
太陽の塔、なんだかんだ持ってるんで、他のやつが良かったなあ。
「猛獣植木鉢」のミニチュアが一番欲しかったです。
まあ、なんだかんだ楽しかったし、
すっかり太郎の呪術にやられてしまったので、
またしばらく太郎ブーム、続くんでしょうな。
太陽の塔の内部見学、また行こうかな。