橋の下盆踊り2023最終日(8月27日)。

橋の下は快く疲れるからか、
しっかり寝たのに、最終日も二度寝しちまう。

急足で前日、南部式の時、ゲストで出てたHOUさんの会場に向かうが、
少し遅れてしまう。
谷口のやつに「ええ感じの民謡、終わったとこやで」言われる。
口惜しいのお。

この日は「hou×marron trio 」というユニットで出演。
朝一に聴くのに相応しい、優しく柔らかく、強い声。
「生きよう節」が、すげえ良かったな。
ペラペラな感じのギターと、深い音のベース、軽快なドラム、
クラブ系かと思うような現代的な演奏と、
民謡が化学反応起こして、めっちゃ尖った音楽になってる感じ。
けど、やっぱりどこか懐かしい感じもあって、
ほんま素晴らしい。

ラストは民謡調の「銀河鉄道999」(笑)
やるなー。
ベース、ドラムはSOFTのメンバーらしい。道理で観たことが、、。

角銅真実bandset、この方も初めて聴く。
東南アジアの民族音楽とジャズを混ぜて、
民謡で仕上げたみたいな感じで面白い。
マリンバ、観たことのない手風琴など&ボーカル、
ドラム、コントラバス、チェロ、ギターという構成もおもろいなあ。

曲によってはモンゴルっぽかったりもする。
民族的な風合いがありながら、現代的なニュアンスがあるのは共通してるなあ。
知らん人でも、すごい人、いっぱいいるなあ。
この日は、あまり知ってる人の出演、なかったんやけど、
やっぱり来るとすごいなあ、橋の下は。

ノリパン、やっぱりおもろいなあ。
よう叩きながらあの複雑な動きできるなあ。

ノリパンにも、エイサーのチョンダラーみたいな、
観客と絡んだり、メンバーを鼓舞する道化役がおることを発見。
どこかに共通のルーツがあるんかな?
そう思うと、大きさの違う締め太鼓やら、
パーランクーみたいな楽器も共通してるなー。

池間由布子と無労村。池間さんも橋の下初登場かな?
姉さん、やっぱり素敵!
柔らかく優しく、ちょっと怪しく、艶かしく、
大人の音楽。

だんだん激しくなってきた。
もうロック。
けど、大人の品格は保ってる。

ドラムとベースがすげえ気持ち良かった。
このステージの特徴かな?
姉さんの大人の色っぽさと激しさに、
もうメロメロっす。

この日もお昼はかじまや。
日替わりラーメンは味噌。

うむむむむ。
これも美味いやんけ。
醤油、塩、味噌、甲乙つけ難し。

今日も獅子舞。昨日の六組とは違う四組。贅沢。
解説が大石始さんてのも、贅沢やなあ。
前にも観たけど、操り獅子舞が、素晴らしかった。
ほんま、中に人が入ってるようにしか見えない。

沖縄多良間島の金丸獅子。
多良間に、こんな獅子舞あったんや!
解説聴いてると八月踊での演目に入ってるらしい。
ワシ、10数年前、多良間の八月踊り、観に行ってるんやけど、
観逃してたんかなあ。
現地で観たかったなあ。
沖縄で法螺貝使う演奏も初めて観た。
一応三線も入ってるけど、
音楽も聴いたことないような夢幻な感じで、不思議。
そう言えば、多良間の八月踊り、
宮古民謡や八重山民謡っぽいのも、もちろんあるんやけど、
ヤマトの民謡や演歌を思わせるものもあって不思議やった。
もうちょっと掘り下げて聴いてみたいなあ。

あと、他の獅子舞にはいなかった獅子を操る、
獅子使いの人がいたのも面白かった。
あの人、ナオキさんという方で、
沖縄の平井さんと親しいらしい。
いろんなとこで繋がってるなあ。

そしてやはりフィナーレは、全部の獅子の舞い踊り。
前日、めっちゃおもろかったのでこの日も期待してた。
やっぱりおもろい。
ナオキさんが他の獅子の指示を出すのもおもろかった。

そして2年前にも出演して、めっちゃ良かったKIKISOSO BAND。
日本とチベットの混成バンドらしい。
やるのは、現代のチベット音楽。

いやー!相変わらずええ!腰が思わず動くグルーヴ。
当然、観客のノリも凄い。
ほんまにお祭りに、合うバンドやなあ。

小腹が減ってたので、ずっと気になってた
鳥取鳥兼の「沖漬けイカ丼」を食す。

ごっつう美味い!
ワシ、お好み焼き以外のマヨネーズ、
あまり好きやないんやけど、
これは積極的に載せて行きたい!
やはり、山陰のイカは破壊力抜群やなあ。

ちょっと疲れて座れるとこ考えた。
トイレの近くに元々の公園のベンチがあったな。
と行って座ると、すぐ近くで、亀島楽隊の踊り講習会が開催中やった。
お!やっぱり谷口おる。
踊りの時は、めっちゃ真剣な顔してるなあ、
思ってたら、ほとんど踊れてなくて、
みんなの向く方向いてるだけの人がいた。
よう見たら、三浦さんやん!
けっこう酔ってたみたいやけど、
踊り練習しようという熱意はあるみたいやった(笑)

終わってから少し話すると、三浦さん、カバンなくしたらしい。
スマホと財布はズボンのポケット入れてたんで、無事らしいが。
ほんまに前日のEttのさゆりちゃんと言い、
どうなってるねん!
しっかりせえ!ミュージシャン(笑)

本丸では、これも初めてのLEENALCHI(イナルチ)。
見た目はセクシーな女の子メインのバンドやけど、
民族色香るダンサブルな音楽でかっこいい。
ボーカルは抑揚少なくて、お経っぽいけど、それがかっこいい。
顔はクールなまま熱量持ってる感じがした。
いっちゃんかっこええやつやん!
ちょっと昔のFRANKCHICKENS思い出す。

歌ってるのは韓国のパンソリの詩節らしい。
なるほど!原やん曰く、ポトパンク。
なるほど。
オルタナティブってことやな。
LEENALCHI、この次の日は東京で折坂悠太くんと中西レモンさんと
すずめのティアーズと共演やったらしい。
なんちゅーおもろそうな組み合わせ!
行きたかったなあ。

ええ感じで芝生で座りながら聴いてると、
すぐ近くに谷口おった。

ほぼ真四角になって寝てたわ。
最後の踊りに向けてエネルギー溜めとるな(笑)

この日のマジックタイムは切腹ピストルズ。
いやあ、気持ちいい。
なんか根源的なもんを持っていかれる。
民謡パンクたあ、このことやなあ。

凄い熱気で息苦しくなり、
少し離れた土手の草のところから観ることにする。
すると、思いがけない風景が飛び込んできた。

初日は月、二日目は2時、
この日は夕焼けが空を染めた。
きれいやけど、最終日の夕焼けは、
寂しくもなるなあ。
写真だけ観たら、そうは思えんかもしれんが、
鳴ってるのは切腹ピストルズ、なんやけどね。

猥雑な何もかもを飲み込むようなエネルギー。
祭りの根っこにあるものって、
こういうもんやないかと思う。

郡上宝暦義民太鼓を観に行く。
ああ!やっぱり炎って、
なんか本能に訴えかけてくる。
訳もなく、ドキドキする。

それにしても、あんなでかい締め太鼓、初めて観た。

そして、最後の正式プログラムは、
もちろん亀島楽隊っす!

橋の下12年、小学入学の頃来た子どもが高校卒業する年月。
愛樹さんが子どもに、「なんかふるさとに来たみたい」
と言われたらしい。
祭りとしたら、最高の言葉やないんかな?
なんかジーンとする。

もう観客の圧が凄い!

みんな全部のエネルギー、出し切る勢いやなあ。

とかゆーてるワシも、
ヨンちゃんと原やんと
わ〜わ〜ゆーてました。
写真提供、原やん。
原やん、ありがとう!!

おお!かじまや、完売したんや!
おめでとうございます!
後日聞いたけど、鳥取鳥兼の「沖漬けイカ丼」も完売したらしい。
おめでとうございます!
みんなちゃんと美味しいもん、食うてるなあ。

はぐれた原やんからメッセージ。
某所でナオユキさんのライブが始まってると。
やった〜〜!初日のプログラム、観逃したし、
二日目のゲリラライブも知らんかった。
「ナオユキさん観んまま橋の下で終わるんか」ってのが、
ちょっと残念やったんよね。
もちろんすぐ行く。
原やん、ありがとう!

この日も、まだまだ、橋の下は終わらない。
そして、また来年にも続く。

初めてナオユキさんを観たらしい若者が、
「めちゃくちゃ面白いですねえ」と言ってくる。
なんかすげえ嬉しい。
もっともっと広まれ!

お座敷の席が空いてたので、座らせてもらう。
もうこのまま、ここで寝たいくらい幸せ。

この日も最後はガチャピンさん。
アフロちゃんとの幸せショット、
ご覧ください。
ガチャピンさん、きっとアフロちゃんのふかふか頭、
寝心地のいい枕やと思ってるんやと思う(笑)

この日が一番酔ったかもしれん、
まだまだ終わらない橋の下を見下ろしながら、
ホテルに帰る。
「なんとか三日間、体持ったなあ」という安心感、感じながら、
爆睡して、
ワシの橋の下盆踊り2023は終了したのであった。

次の日、体力残ってたら、片付けの手伝い行こうと思ってたんやけど、
ヘトヘトで、なんの役にも立ちそうにもなかったんでありました。

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