周りの方々、すみません!BBBムービー「イノセンツ」。
9月いっぱいで閉館する京都みなみ会館に、
もう一度行っておきたくて、
超能力とかスリラーとか、
基本的には苦手なんだけど、
「イノセンツ」、観に行ってしまった。

やはり苦手だった。
もう痛そうなシーンとか、
怖いシーンとか、
体が動いてしまうし、
「ワッ!」とか声が出てしまう。
近くに座ってはった方、
ほんますんませんでした。
なるほど、この映画って、大友克洋さんの「童夢」へのオマージュなんや。
あれも、怖かったもんなあ。
子どもの情け容赦のなさ(童夢の場合は、心が子どものじいさんだっけ?)が、
この映画でも際限なく発揮されてて、
ワシは何度も、心の中で「もうええやん!もうやめて!」と叫んでいたのだった。
その辺割り引いてみると、
ストーリーもようできてるし、
子どものすることなので、予想つかないのも面白いし、
その子どもたちの演技も、
自然で素晴らしくて、
その分、リアリティあって、恐ろしくて、
いい映画やな、とは思うのであるが。
やっぱりワシは、これ系の映画は避けた方がええな、
周りで観る方達のためにも、
と思ってしまったのであった。