絶望の中だからこそ、浮かび上がる希望。BBBムービー「金子文子と朴烈(パクヨル)」。

このところ「文章書きたい欲」が衰えて来てて、
一週間以上前に観た映画とかの話もしてなかった。
ちょっと奮い立たせて書きますね。
すごく短くなるかもですが。

公式サイト

映画「福田村事件」が話題を呼んでるからか、
関東大震災の時の朝鮮人虐殺に関する映画が
いくつかリバイバル上映されている。
この映画も4年前の映画。

ストーリーとしても見応えのある、
「文芸作品」と言えるような映画だった。
舞台は日本だが、スタッフも出演者も、
ほぼ韓国人。
けど、日本語も完璧やし、
街並みも違和感なかった。
韓国映画のクオリティの高さ、裾野の広さ、感じるなあ。
「パラサイト 半地下の家族」が突然変異で、
たまたまアカデミー賞、獲っちゃったんではないことがよくわかる。

観てるうちに、どんどん引き込まれて、
なんかその時代を生きてるような気分になった。

登場人物が明るく、逞しい。
ワシなら間違いなく、
自暴自棄になってしまいそうな絶望的な状況やのに、
前を向きながら、死刑をも恐れず、
自分の正しいと思う方向に突き進む。

絶望に満ちた時代だからこそ描けた
希望に満ちた映画だと思う。

映画では、日本政府が、
関東大震災後の混乱を鎮めて、
怒りの矛先を一箇所に向けるために、
朝鮮人を意図的にスケープゴートに仕立てる様子が描かれているが、
事実関係は、どうなんだろう。
多かれ少なかれ、そういう意図はあったんだと想像するけど、
この機会に、客観的に、この事件に向き合うべき時が、
来ているような気がしている。
日本が、次の段階に進むためにも。

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