文字通り、命を賭けての報道。BBBムービー「燃えあがる女性記者たち」。
素晴らしい女性たちだ。
いまだカースト制度の残るインドでアウトカーストとして差別を受けるダリト、
しかも2023年度ジェンダーギャップ指数146ヶ国中、127位のインド。
（ちなみに日本は125位。過去最低）
その中で、家族からも反対されながらも、新聞社を立ち上げる。
命をかけて、大手マスコミの取り上げない、
性被害、違法労働、癒着を取り上げる。
ヒンディー語しか読めない記者にアルファベットから教えて、
スマホを使えるようにして、
新聞社からビデオチャンネルへと変貌する。
彼女たちの言葉に痺れた。
（細かくは覚えてないけど、だいたいこんな話）
「弱い人の声を拾い上げて伝える。それをしなければ、ただのお金儲け」
「民主主義を広めるのが私たちの役目」。
先日、日本のTV局の不甲斐なさを痛感する映画を観たばかりだったので、
余計に、彼女たちの勇気と志に打たれた。
実際、インドでは、年間10名を超える記者が、
命を落としてるらしい。
まさに命をかけての報道。
強い使命感がないとできないことだと思う。
なんだか、体の中の汚れたものが、
スッと洗い流されたような気分になった。
