人間は、こんなに残虐にもなってしまう。だけど、世界を変えるのも、やっぱり人間なのだな。BBBムービー「TILL(ティル)」。
ちょっと信じられない小さなことから起きた殺人事件やった。
今もまだ解決してないアメリカの人種差別問題やけど、
前進させる大きなきっかけとなった実話の映画。
公式サイト
アメリカ北部と南部で、人種差別感情が大きく違うという知識はあったけど、
ここまで違うとは、、、。
北部ですら、差別感情がゼロではない描写はあるんやけど、
南部は、本当に人間扱いされてなかったんや。
けど、たとえ犬や猫でも、こんな残虐な扱い、ワシはできない。
なのに、あんな小さなことで、
こんなにも酷いことを、同じ言葉を喋る人間にしてしまう。。
しかも裁判で、平気で嘘がつける。
ワシの持ってる知識や感情では、考えられないんやけど、
そういうふうに育つと、そんなことができてしまうのが、
人間という動物なのかもしれない。
でも、このままでいいわけがない。
そのことに気がついて、基本的人権という概念に辿り着き、
進化したのも、人間。

この母親の勇気は、すごいなあ。
やっぱり世界を変えるのは、基本的には「愛」なのかもしれない。
きっと、あらゆる差別に対する現在の状況は、
この母親や、大勢の人々の、愛する人間のために命を賭した努力の末に、
獲得していったものなのだろう。
だからこそ、この動きを逆行させてはいけない。
少し、油断すると、我々は、この被害者にも加害者にもなってしまう。
今も世界は、同じような被害者と加害者を生み続けている。
動きを逆行させてしまうと、
この映画の被害者少年「ボボ」は、
明日のワシかもしれないのだ。
去年、この映画観るまで、
「エメット・ティル反リンチ法」という法律も知りませんでした。
自分も含めて、人種が違うだけで、ここまで残酷になれる
人間という生き物が、恐ろしくなります。
(20250205記)

